【ネタバレ】『新感染半島 ファイナルステージ』感想と考察【大迫力のカーチェイス】

こんにちは。

映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。

正月に好きな映画の続編が映画館で上映されたので観に行ってきました。

正月に観るような映画ではないですねw

タイトルは、

新感染半島　ファイナル・ステージ

https://nyanko-movies.com/train-to-busan/

そんな”感動するゾンビ映画”から4年後の世界が今作です。

もうね、ゾンビだらけになって地獄と化しているんですよ♪

概要・評価

ヨン・ソンホ監督は前作”新感染　ファイナルエクスプレス”が実写映画初監督という天才！

あの映画が実写映画初監督とかすごすぎる・・・

1分でわかる！簡単あらすじ＆ここだけポイント

簡単あらすじ

ここだけポイント

詳細あらすじ

登場人物

ジョンソク：カン・ドンウォン

目の前で家族を失うという悲しい過去を背負った元軍人。
逃亡先の香港で廃人のような暮らしを送っていたが、大金を得るために朝鮮半島に舞い戻る。

ミンジョン：イ・ジョンヒョン

地獄と化した朝鮮半島で娘たちと生き延びている女性。
実は過去にジョンソクと接点がある。

チョルミン：キム・ドユン

ジョンソクの亡くなった姉の夫、つまり義兄。
少しばかり臆病な性格。

キム：クォン・ヘヒョ

ミンジョクと娘達と一緒にクラス元軍人であり家族。
妄想癖があり、いつも無線に助けを求めている。

ジュニ：イ・レ

天才的ドライビングテクニックを持つミンジュクの娘。

ユジン：イ・イェウォン

リモコンカーの操作に長けたミンジュクの娘。

ファン軍曹：キム・ミンジェ

民兵集団631部隊の狂った軍曹。
残酷なことを率先して行う狂人。

ソ大尉：ク・ギョファン

民兵集団631部隊のトップ。
少しばかり頼りないが、腹に抱えている闇ははかりしれない。

感想

ストーリー

前作”新感染　ファイナルエクスプレス”は、列車という閉鎖空間の中、ゾンビ大量発生というパンデミックを描き、なお家族愛にも触れた最高傑作でした♪

続編である今作”新感染半島　ファイナル・ステージ”は前作から4年後ということもあり、朝鮮半島はゾンビだらけの地獄と化しております。

この地獄と化した朝鮮半島の描写がすごく上手いんですよ！本当にゾンビウィルスが蔓延したらこんなことになるんだろうな・・・という感じがします。

ちなみに主人公ジョンソクはメッチャイケメンです♪それだけでもテンション上がりますよね！ただ前髪が非常に邪魔くさい気がいたしますが・・・

ジョンソクの任務は、「朝鮮半島に残された大金が積まれたトラックを回収すること！」

いかにも危険な任務ですよね。

ゾンビの数も前作とは比較にならないほど多いです！例えるなら”ワールドウォーZ”級にゾンビがワラワラと出てきます。

https://nyanko-movies.com/world-war-z/

ただゾンビだけならまだマシなんですが、そこに元軍隊である631部隊という狂った集団が参戦してくるんですよね。

631部隊は朝鮮半島に取り残されてしまい、生き延びるために残酷なことも平気で行う狂気の集団です。

こいつら本気でヤバイんですよ、捕らえた人間をゾンビと戦わせる通称”かくれんぼ”という残酷なゲームを遊び感覚で行うんです。

ゾンビも631部隊もどちらも危険な存在・・・こんな朝鮮半島からは一刻も早く脱出しないと命がいくつあっても足りません。

ジョンソクは窮地を救ってくれたミンジョン母娘と共に朝鮮半島脱出を計画します。

計画は2つ！

ただキムは気が狂っているので、現実的なプランは①ということです。

ここからジョンソクたちvsゾンビvs631部隊の三つ巴の戦いになっていくわけです。

631部隊とは

ウィルスの感染爆発によりゾンビがはびこる地獄と化した朝鮮半島に取り残された民兵集団。

無人となった朝鮮半島で好き勝手やっている暴力集団です。

ジョンソク達のように朝鮮半島に迷い込んできた人を襲い物資を奪ったり殺したりしています。

また一種のコミュニティーを作り、数十人規模で生活を送っており、そのリーダーとなるのがソ大尉です。

そして631部隊で最もイカれている人物がファン軍曹！
もう完全に目が狂ってしまっています。

そんな曲者揃いの631部隊ですが、最もイカれている行為が”かくれんぼ”と呼ばれるゲーム。

ルールは人間とゾンビを60秒間追いかけっこさせる、というもの。

四方八方からゾンビが襲いかかってくるので、大体の人間はその場で食い殺されてしまう・・・いわゆる処刑ゲームですね。

こんな残酷なゲームを遊び感覚で楽しんでいるんですから、631部隊は本当に狂った存在です。

大迫力のカーレース

映画”新感染半島”の魅力はゾンビや人間だけではありません。

カーレースが大迫力で魅力的なんです♪
もちろん普通のカーレースのわけがありません。

朝鮮半島はゾンビがはびこる地獄です、至るところにゾンビがいます。

そのためカーレースをしていると、そこら中からゾンビが車の音や光に引き寄せられて集まってくるんですよね♪

ゾンビを車で引き倒し、時にはゾンビを利用して631部隊の車を襲撃していく、などゾンビ映画ならではの大迫力のカーレースに仕上がっております。

また華麗なドライビングテクニックを披露するジュニにも注目です♪
彼女のおかげで何度仲間たちは救われたかわかりません。

過酷なカーレースを制し、ついに港に到着するジョンソクたちですが・・・

まあ簡単に脱出は出来ないですよね♪

地獄からの脱出！

631部隊との壮絶な銃撃戦、カーレースを制し、無事に港に到着するジョンソクたち。

その前に立ちはだかるのは631部隊の長、ソ大尉！

結局、キムは背中を撃たれ死亡、ミンジョンも脚を撃たれ負傷、大金を積んだトラックはソ大尉に奪われる、という散々な結果になってしまいます。

しかもソ大尉も殺され、脱出する頼みの綱である船はゾンビに襲撃され、四方八方ゾンビ囲まれているという絶体絶命のピンチ！

そんなとき突如上空にヘリコプターが現れます。

ゾンビを撃退しながら必死にヘリコプターに向かうジョンソクたち、そして出迎えてくれたのはジェイソン少佐です。

これはびっくりしました！しかも女性！！
キムは気が狂っているとばかり思っていましたが、本当にジェイソン少佐と連絡を取り合っていたんですね。

安心したのも束の間、脚を負傷しているミンジョンはゾンビに囲まれた車の中に取り残されています。

自分を待ち続けてしまっては娘たちに危険がおよぶ・・・そう考えたミンジョンは自殺を試みます。

そこに助けに現れたのは我らのジョンソク！！

ジョンソクは、姉と甥っ子を目の前で見殺しにしてしまった悲しい過去を持っており、今回こそは救いたい！そう考えミンジョクを助けに戻ったのです。

こうして無事に脱出が出来たジョンソク達ですが、引き続き朝鮮半島にはゾンビがはびこっている状況。

故郷を取り戻せる日は来るのでしょうか？

まとめ

前作”新感染　ファイナルエクスプレス”と比較すると、よりアクション映画に近いジャンルになっていると思います。

舞台が朝鮮半島と前作とは比較にならないくらい広くなっておりますので、どうしてもアクション要素が強くなったのかな、と感じました。

とはいえ”新感染”らしいドキドキ要素はありますし、人間ドラマも描いており感動するには感動します。

しかし前作と同じぐらい感動するか？と聞かれたら答えはNoですね！

というのもあまり登場人物に感情移入出来なかったんですよね。

もちろんジョンソク含め登場人物の過去には同情するのですが、どうしてもアクション寄りになっていますので、あまり精密に描かれていないというか・・・

たぶん前作があまりにも良い映画だったため、自分の中で勝手にハードルを上げてしまったんでしょう！

ただゾンビアクション映画としては、最高レベルに面白いのは間違いありません！

ゾンビの数も圧倒的で大迫力なのですが、個人的にはゾンビの造形もお気に入り♪

ゾンビがはびこる地獄と化した世紀末的な世界観も素敵ですし、ゾンビ好きなら観て損はない映画です。

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最後まで読んでくれてありがとうございました♪