こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
ここ最近は”劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン”の影響もあり、ヴァイオレットにハマっております。
本日は可愛いヴァイオレットが活躍する映画を紹介します。
タイトルは、
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形
映画は安定の京アニクオリティ、圧倒的映像美と音楽でヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観に浸ることが出来ます。
今作も感動すること間違いなしですので、ハンカチのご用意をお忘れなく・・・
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形」 概要・評価
【上映時間】:90分
【監督】: 藤田春香
【原作】:暁佳奈
【配信】:Netflix
IMDb 7.4/10.0 Rotten Tomatoes TOMATOMETER -% オーディエンス 100%
上映時間も90分と短いので、あっという間に観ることが出来ます。
映画のクオリティも非常に高く楽しめること確実です。
あとなにより登場人物がみんな可愛い!
イザベラが通う女学校にニャンコも通いたくなってしまいましたよ♪
あんな美女たちに囲まれて生活してみたい・・・
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
あらすじ
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
引用:ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ー永遠と自動書記人形ー オフィシャルサイト
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
キャラクター
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
イザベラ・ヨーク(エイミー)
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
テイラー・バートレット
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ベネディクト・ブルー
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
感想
ストーリー
時間軸としてはアニメ第13話と”劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン”の間のストーリーとなります。
アニメをご覧になった人はお分かりかと思いますが、ヴァイオレットは人の想いや気持ちを汲み取り手紙に代筆する素敵な”ドール”となっております。
それにしてもヴァイオレットが家庭教師になるとは・・・昔のヴァイオレットを知っている人なら想像すら出来なかったでしょう。
ヴァイオレットが完璧超人なのは知っていましたが、ここまで何でも出来るとは・・・
イザベラとのダンスシーンなんて、一体いつの間に身に付けたんですかね?
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
最初は世間に嫌気が差し、ヴァイオレットのことすら避けていたイザベラ。
しかし少しずつですが、ヴァイオレットのことを家庭教師ではなく友人として接することが出来るようになります。
実はイザベラは最初から裕福な家庭で育ったわけではありません。
イザベラは元々は貧しい暮らしをしているエイミーという名の少女でした。
その時に共に暮らしていた妹のテイラーを守るため、エイミーは貴族である父親の保護を受け、名前をイザベラに変え、父親の「道具」となることを選んだのです。
しかしこの女学園は高い壁に囲まれ、世間とは隔離されている世界。
もちろん妹のテイラーの消息はわかりませんし、周囲はイザベラの家柄を気にしてすり寄ってくる人たちばかり。
イザベラにとって女学園は牢獄そのものです。
そんな未来や希望や期待を失っていたイザベラの元に現れた一筋の光こそヴァイオレット!
ヴァイオレットの出会いから徐々にストーリーが進んでいきます。
前半はイザベラとヴァイオレットのストーリー、後半はテイラーとベネディクトのストーリーです。
今までヴァイオレットのような”ドール”の仕事が注目されることはあっても、ベネディクトのような配達員に注目が集まることはなかったですよね?
何を隠そう、”ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝”は希望や幸せを届ける配達員のストーリーでもあるのです。
では映画後半のストーリーを紹介していきます♪
エイミーとテイラーの物語
先程も説明したとおり、イザベラは元々貧しい暮らしをしており、その時はエイミーと名乗っておりました。
戦争の影響で両親もおらず寒さや飢えに怯える日々、そんなときに出会ったのが同じく孤児のテイラーでした。
2人は貧しいながらも助け合い、そして幸せに暮らしておりました。
しかしそんな幸せな生活は突然終わりを告げます。
なんとエイミーの父親、貴族のヨーク伯爵が突然現れるのです。
どうやら昔関係を持った女性の子供がエイミーのようですね。
その場でエイミーは、過去を捨てヨーク家の淑女となり人生を歩むか、テイラーと共に明日死ぬかもしれない暮らしを続けるのか、選択を迫られます。
ヨーク家の淑女となれば、テイラーの後の世話もしてくれるという約束付きです。
エイミーはテイラーを守るため、自分自身の人生を捨てヨーク家の淑女になることを選択します。
こうして2人は別々の人生を歩むことになるのです。
エイミーは過去を捨てイザベラという名前になり、テイラーは孤児院に送られます。
2人が再び出会える日は来るのでしょうか?
テイラーとベネディクトの物語
舞台は現代に戻り、今度はテイラーとベネディクトの物語が始まります。
今までベネディクトや彼のような配達員に焦点が合った話ってなかったですよね?
ある日、テイラーのいる孤児院にベネディクトが手紙を届けます。
それはイザベラがヴァイオレットに代筆してもらった、テイラーへの想いが込もった手紙です。
孤児院で寂しく暮らしていたテイラーですが、イザベラの手紙から生きる勇気をもらいます。
と同時に手紙を届けてくれたベネディクト、幸せを運ぶ配達員の仕事に憧れるのです。
数年後、成長し孤児院を脱走したテイラーがC.H郵便社を尋ねてきます。
理由は手紙を書いてくれたヴァイオレットに会うこと、そしてベネディクトの下で配達員になるためです。
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
しかし文字を読むことが出来ないテイラー、そんなテイラーにヴァイオレットが文字を教えます。
少しずつ配達員の仕事にも慣れ、文字も覚えてきたテイラーはある決断をします。
それは昔離れ離れになってしまったイザベラに手紙を送ること。
しかしイザベラがどこにいるのかは誰にもわかりません。
そんな無理難題を解決してくれたのがベネディクトです。
ついにエイミーことイザベラに手紙を届けるベネディクト、しかし何故かその場にテイラーはおらず、肝心のテイラーは物陰からイザベラの様子を伺っています。
テイラーからの想いが込もった手紙に感極まり涙するイザベラ、そしてその様子を物陰から見守っているテイラーも号泣します。
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
結局テイラーは最後までイザベラに会うことはありませんでした。
ベネディクトが理由を尋ねると、テイラーはこう答えます。
「いつか立派な配達員になって自分で手紙を届けたいんだ、配達員は幸せを運ぶ仕事だから」
テイラー!!!!!
お前って奴はなんて良い奴なんだ!!
このシーンでも大号泣ですよ!
まったく”ヴァイオレット・エヴァーガーデン”は何度人を泣かしたら気が済むんですかね!
まとめ
今までの”ヴァイオレット・エヴァーガーデン”は、ヴァイオレットの職業”ドール”ばかりが注目されておりましたが、今作で初めて配達員が注目されました。
確かに”ドール”が書いた素晴らしい手紙も配達員が届けなければ意味がないですもんね。
テイラーが言った、「配達員は幸せを運ぶ仕事」、この一言が映画の本質を表していますね♪
手紙を書くだけではなく届ける、このプロセスの大切さを描いている素晴らしい映画です。
凛々しいヴァイオレットの姿も崇めるので、格好良い女性好きな人もハマると思います。
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
この他にも映画やアニメを観ると更に”ヴァイオレット・エヴァーガーデン”の世界観に浸ることが出来るのでオススメです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!