アス
2019年
116分
こんにちは!
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
最近ホラー映画にハマっております。
ホラー映画特有のドキドキやハラハラが楽しいんですよね。
でもジャパニーズホラーはまるっきしNGです・・・呪怨やリングなんて絶対に観れない!
そのため観るのは洋画ホラーです。
本日は世界観が独特でラストが衝撃だった映画を紹介します。
タイトルは・・・
「アス」
終始ゾクゾクするような演出や音楽が続き、不安をかき立てられる映画です。
なおブログ後半でネタバレに触れますので、未鑑賞の方はご注意ください。
ちなみに「アス」を手掛けたジョーダン・ピール監督の初映画はもっと怖いです・・・
もしよろしければ合わせてご覧ください。

では映画の簡単あらすじ&ここだけポイントを説明します。
忙しい人向け!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①アメリカに住む主人公アデレードは幼い頃、自分そっくりの少女と出会ったことがショックでトラウマを抱えている。
②夫と子供2人(娘と息子)で夏休みを過ごすアデレードだが、ある夜に自分たち家族そっくりの「わたしたち」の襲撃にあってしまう。
③「わたしたち」の襲撃から逃げ惑うアデレード達だが、アメリカ全土が「わたしたち」の襲撃に合っている事実を知る。
④はたして「わたしたち」の正体は?
目的は何なのか?
ここだけポイント
・「わたしたち」の姿はアデレード達含めて自分自身にそっくり。
・アメリカ全土で「わたしたち」が出没し、襲撃を行っている。
・アデレードの過去のトラウマに全ての答えがある。
ちなみに映画詳細はこちら!
映画詳細
あらすじ
”「ゲット・アウト」がアカデミー賞にノミネートされ、脚本賞を受賞するなど大きな話題を集めたジョーダン・ピール監督が、自分たちとそっくりの謎の存在と対峙する一家の恐怖を描いたサスペンススリラー。
夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンとともに夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れたアデレードは、不気味な偶然に見舞われたことで過去のトラウマがフラッシュバックするようになってしまう。
そして、家族の身に何か恐ろしいことが起こるという妄想を次第に強めていく彼女の前に、自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ……。
「ゲット・アウト」に続き、数々のホラー/スリラー作品を大ヒットさせてきたジェイソン・ブラムが製作。
主演には「それでも夜は明ける」でアカデミー助演女優賞を受賞し、「ブラックパンサー」などで活躍するルピタ・ニョンゴを迎えた。”
引用:映画com
キャスト
・アデレード/レッド:ルピタ・ニョンゴ
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・ゲイブ/アブラハム
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・ゾーラ/アンブラ
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・ジェイソン/プルートー
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感想
ストーリー
自分たち家族そっくりの人間が目の前に現れたら?
そして襲いかかってきたら?
そんな単純明快な恐怖を映像化した素晴らしい映画です。
なぜ家族そっくりの人間に襲撃されるのか?
「わたしたち」とは一体何者なのか?
そんな疑問を終始感じつつ映画を観ることになります。
「わたしたち」の襲撃シーンからは一瞬も目が離せない展開が続きます。
ストーリーの続きが気になってあっという間に映画が終わってしまった印象です。
終盤から「わたしたち」の正体が徐々に明らかになるのですが、これが本当だったら胸糞ストーリーですね・・・
ラストも意味深で終わりますので、続編があったらより一層楽しそうです。
好きなシーン
家の前に「わたしたち」が立ちすくんでいるシーン
(C)Universal Pictures
ラストの解釈
以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『アス』ネタバレ・結末の記載がございます。『アス』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
「わたしたち」の正体は、昔アメリカ政府が作り上げたテザードと呼ばれるクローン人間。
オリジナルの人間が地上で暮らし、生活のプラスの側面を担う代わりに、テザードは地下で暮らし、生活のマイナスの側面を背負う、というもの。
同時に思考や行動の主導権はオリジナル側が持っている、というひどく理不尽なもの。
それゆえテザードはオリジナルの人間に復讐する機会を伺っていた、というのが「アス」のストーリー。
アデレードには幼い頃のトラウマがあります。
内容は自分そっくりの少女と遭遇してしまったこと。
最初はアデレード(オリジナル)がレッド(テザード)に遭遇してしまった、と単純に考えていたのですが、
映画ラストで全てがくつがえります。
つまりアデレード(テザード)、レッド(オリジナル)ということです。
幼い頃レッド(オリジナル)はアデレード(テザード)と出会い、アデレード(テザード)に襲われたレッド(オリジナル)は人生が入れ替わってしまったのです。
そのためレッド(オリジナル)は地下世界で人生を過ごすことになります。
レッドがオリジナルだったからこそ、テザードは復讐を行うことが出来たんですね。
(C)Universal Pictures
つまり「アス」はアデレード(テザード)によって人生を奪われたレッド(オリジナル)の復讐劇とも呼べる映画です。
そりゃ人生を奪われたのですから、復讐をしちゃいますよね!
まあ失敗してしまい、アデレード(テザード)に殺されてしまうわけですが・・・
観ているニャンコも切ない気持ちになってしまいました。
まとめ
映画中盤まではアデレードたちが自分たちそっくりの家族「わたしたち」に襲撃され、逃げ惑いながらも反撃していく内容ですが、終盤からは一気にストーリーが加速していきます。
世界で何が起きているのか、「わたしたち」の目的、など多くの謎が解き明かされるとき、きっと衝撃とともに切ない気持ちになるかと思います。
少しグロテスクなシーンもありますが、メインはストーリーや世界観なのでグロに少し耐性がある人なら是非観ることをおすすめできる映画です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。