こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『ザ・スイッチ』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
①芸術学部映画学科卒(卒論学年2位)
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
映画『ザ・スイッチ』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『ザ・スイッチ』が好きになると思いますよ♪
映画『ザ・スイッチ』のあらすじ
家でも学校でも我慢を強いられる生活を送る冴えない女子高生のミリー。
ある夜、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた彼女に、背後から指名手配犯の連続殺人鬼ブッチャーが忍び寄る。
鳴り響く雷鳴とともにブッチャーに短剣を突き立てられたミリーだったが、その時、2人の身体が入れ替わってしまう。
24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れない。
ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが……。
・連続殺人鬼と女子高生の入れ替わりコメディホラー
・オネエ言葉、オネエ走りが最高に面白い♪
・怖いだけじゃない!友情、家族愛を描いたヒューマンドラマ
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【ネタバレあり】映画『ザ・スイッチ』のネタバレ一覧
ネタバレ①:何故入れ替わりが発生したのか
連続殺人鬼ブッチャーと内気な女子高生ミリーの身体が入れ替わってしまった理由は、古代アステカ文明の儀式用短剣”ラ・ドーラ”のせいです。
元の身体に戻るには、24時間以内に再び”ラ・ドーラ”で刺す必要があります。
しかもミリーと入れ替わったブッチャーを探さないといけないですからね!そんなに時間はないということなんです。
ブッチャーはミリーの身体になって力が弱まったとはいえ、凶暴な連続殺人鬼!
あらゆる武器を駆使して周囲の人間を殺しまくっています。
ネタバレ②:短剣ラ・ドラとは
古代アステカ文明で儀式用の短剣として使用されていた”ラ・ドーラ”は、刺した相手と身体を入れ替える、という特殊な力を秘めています。
とはいえ、何故そのような特殊な力を秘めているのか明確な説明がなかったですよね。
おそらく古代アステカ文明では、生贄もしくは刑罰として”ラ・ドーラ”による入れ替わりをしていたんだと思います。
もしくは褒美として”ラ・ドーラ”を使用していたのかもしれないですよね、例えば入れ替わりたい相手を選び、褒美として入れ替わりを行わせるとか♪
もしくは肉体は強靭だけど心が優しすぎる青年と凶暴な心を持つ人間の入れ替わりを行い、肉体も精神も強靭な兵士を生み出していたとか・・・これは考察が捗りますね♪
ネタバレ③:ブッチャーは何故大量虐殺をしなかったのか
冒頭のシーンでブッチャーは瞬く間に4人の若者を惨殺しましたよね?
かなりグロテスクなシーンでもあり、ブッチャーの凶暴さを際立たせるシーンでもあります。
しかしミリーと入れ替わってからブッチャーは大量虐殺をしないんですよね・・・
というのも大柄で怪力の持ち主であったブッチャーは、ミリーの身体に入れ替わってしまったことにより思うように力を発揮出来ないんですよね。
本当は大量虐殺したかったブッチャーですが、ミリーの身体になってしまったせいでできなかったってことですね。
ネタバレ④:ラストシーンに込められた意味
映画終盤、短剣”ラ:ドーラ”を刺したことによりブッチャーとミリーの身体は元通りになり、ブッチャーは警察官に射殺されました。
これで一件落着!かと思いきや、実はブッチャーは生きており、復讐のためミリーの自宅まで追いかけてくるという展開に。
本来の怪力で襲いかかるブッチャーに対し、ミリーはなす術もありません。
今までのミリーであれば、抵抗もせずそのままブッチャーに殺されていたことでしょう。
しかしブッチャーの身体と入れ替わり、”本当の強さとは身体ではなく頭脳と心”ということを学んだミリーは、諦めることなく反撃を行いブッチャーを殺すことに成功します。
そして最後の決めセリフが「私は上玉だから」。
ブッチャーと入れ替わる前のミリーは気が弱く、自信もなかったため周囲からイジメられていました。
しかしブッチャーと入れ替わったことにより、自身と勇気、そして何より自分自身を好きでいることの大切さを学んだのです。
それがラストシーンで描かれたブッチャーへの反撃、そして決めセリフに繋がったのだと思います。
映画『ザ・スイッチ』の感想
連続殺人鬼と女子高生が入れ替わる・・・それだけ聞くとコメディ映画のように聞こえてしまいますがホラー映画です。
特に冒頭シーンがメッチャ怖いしグロテスク!グロ耐性がない人はギブアップしてしまうんじゃないでしょうか。
入れ替わりが発生してからはコメディ色も強くなりますが、それでもグロ度は高め!
嫌な友人や教師を瞬間冷凍庫や電動ノコギリで惨殺するシーンは目を背けたくなるほど。
その代わり、ブッチャーの身体と入れ替わったミリーの仕草は最高ですね♪
見た目はいかつい中年男性がオネエ言葉で話し、走り方もオネエ走りですからね!
そして最も注目するべきはミリーの心境の変化です。
今までは自分自身に自信が持てず、周囲からもイジメられ、好きな男の子にも話しかけることが出来なかったミリーですが、ブッチャーと入れ替わったことにより力強さと自信を持つことが出来ました。
そう思うと入れ替わりも悪くなかったってことですかね。
あと忘れてはいけないのが家族の絆です。
ミリーは父親を亡くして以来、母親や姉と上手くいっておりません。
しかしブッチャーの身体と入れ替わり、ふとしたことで家族の想いを知ることが出来、家族の絆は深まることになります。
コメディやホラー色の強い映画かと思いましたが、友情や家族の絆を描くヒューマンドラマとしての側面があるというのは意外でした。
まとめ
連続殺人鬼と女子高生の入れ替えというコメディ色も入れつつ、グロテスクなゴア描写も入れた映画です。
所々笑えるシーンもありますが、思わず目を背けたくなるようなシーンも存在します。
とはいえ、大半はクスッと笑えるシーンです。
それもそのはず!本作の監督であるクリストファー・ランドンは『ハッピー・デス・デイ』シリーズを手掛けている監督です。
この映画もコメディ×ホラーが合わさっていますが、かなり笑えるシーンが多く非常にオススメの映画です。
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最後まで読んでくれてありがとうございました。