こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
皆さん、ホラー映画って好きですか?
ニャンコは苦手なんですが、ホラー映画特有のドキドキ感が好きですね。
怖いから観たくないんだけど、ドキドキを感じたいから観てしまう、そんな感じです。
本日紹介する映画は、2011年に日本で公開され話題になった映画です。
またシリーズ展開が続いており、計4シリーズが映画化されております。
タイトルは、
インシディアス
ちなみにインシディアス(insidious)とは、「油断のならない、知らぬ間に進行する、潜行性」という意味です。
映画を観終わると、「あぁなるほど・・・」と理解出来ると思います。
なおかなり怖い映画なので苦手な人はご注意ください。
概要・評価
【上映時間】:103分
【監督】:ジェームズ・ワン
【制作】:オーレン・ペリ
【配信】:Netflix
IMDb 6.8/10.0 Rotten Tomatoes TOMATOMETER 66% オーディエンス 62%
そんなに評価高くないんですね、意外でした。
かなり怖くて楽しい映画だと思うんですけどね。
1分でわかる!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①ある古い一軒家に引っ越してきた家族。
しかし屋根裏から物音がする、無線機から声が聞こえる、物が勝手に動く、など怪奇現象が発生。
②ある日、息子のダルトンが屋根裏のハシゴから転倒し意識不明の状態になってしまう。
医師でも原因はわからず、両親は困惑するばかり。
③その日を境に怪奇現象はどんどん酷くなり、家を引越ししても怪奇現象は続く。
困り果てた両親は霊能力者エリーズに助けを求める。
④どうやらダルトンは幽体離脱を行い、死者の世界へ迷い込んでしまったよう。
エリーズを中心にダルトンを死者の世界から連れ戻す救出劇が繰り広げられる。
ここだけポイント
①怪奇現象がとにかく不気味!怖くて夜眠れなくなるかも・・・
②突然の音、怨霊の登場で脅かしまくってくる!心臓が弱い人は要注意・・・
③死者の世界である”彼方”の表現が上手!しかしメッチャ怖いので要注意。
④メッチャ気になるラスト!早く続編が観たくなること間違いなし!
あらすじ
「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンが監督、リー・ワネルが脚本を手がけ、「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリが製作を担当したホラー。
ルネとジョシュの夫婦は、とある古い一軒家に引越す。
しかし不審な出来事が相次ぎ、息子のダルトンがハシゴから転落して昏睡状態に陥ってしまう。
不吉に思ったルネとジョシュはすぐに新しい家に引越すが、一家にはすでに見えない何かがとりついていた……。
主演は「28週後…」のローズ・バーンと「リトル・チルドレン」のパトリック・ウィルソン。
引用:映画com
キャラクター
ジョシュ:パトリック・ウィルソン
一家の大黒柱。
幼少期に老婆の霊に付け回される、というトラウマを抱えている。
息子のダルトンを助けるため幽体離脱を行う。
(C)2010 ALLIANCE FILMS (UK) LIMITED, ALL RIGHTS RESERVED.
ルネ:ローズ・バーン
息子ダルトンの身を誰よりも心配する母親。
たびたび家で発生する怪奇現象に悩まされている。
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ダルトン:タイ・シンプキンス
ハシゴからの転倒事故がきっかけで意識不明になってしまう。
父親ジョシュと同様、幽体離脱が出来る特殊体質の持ち主。
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エリーズ:リン・シェイ
ジョシュたち家族を助けるために現れた霊能力者。
実は数十年前、子供の頃のジョシュを助け、記憶を封印した本人でもある。
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感想
ストーリー
かなり怖いホラー映画です。
得体の知れない何か、悪霊や怨霊らしきものが襲いかかってくるバリバリのホラー映画。
正直な話、映画中盤まではそこまで怖くありません。
「あれ?ホラー映画観ているんだよね?」というぐらい怖いシーンが少ないです。
しかし映画終盤から一気にトップギアで怖さが加速していきます。
ラストの気になる終わり方も上手いですよね、これは続編観たくなるわな。
ストーリーは、ジョシュとルネの子供たちが古い一軒家に引っ越してくることから始まります。
当初は引越し気分からワクワクしていた家族ですが、徐々に怪奇現象が発生し始めます。
例えば、
・本棚の本が勝手に移動している
・屋根裏から物音し、ストーブが勝手に点く
・末っ子で赤ん坊であるカリを見守る無線機から話し声が聞こえる
・真夜中に突然ブザーが鳴り響き、玄関の扉が開いている
など様々な怪奇現象が発生するのです。
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そして遂に長男ダルトンが屋根裏のハシゴから転落し、翌日から原因不明の意識不明な状態になってしまいます。
結局ダルトンの意識は戻らず、原因不明のまま自宅に戻ることに。
母親であるルネはダルトンの看病をしている際、ふと違和感を覚えベットをめくってみます。
するとダルトンの足元に血の手形がついているじゃありませんか!
ルネは必死になって医師や牧師に相談しますが解決の手口はありません。
「この家が呪われている」、そう感じたジョシュ達は別の家に引越しをします。
これで全てが解決した・・・と思っていましたが、引越し先でも怪奇現象は続いてしまいます。
そしてある日、気がついてしまうのです、ジョシュの後ろ側に何かがいるということに!
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このシーンはかなり怖いというかびっくりしますよ!
いきなり登場するんですもん!
ダースモールこと得体の知れない何かが家にいる・・・そんなジョシュ達を救うために最強の霊能力者が現れます。
その名はエリーズ、いかにもベテラン風の霊能力者ですね。
エリーズと仲間の男性たちが家を調べると、至る場所で怪奇現象が発生します。
特にカメラ越しに女性2人が突然現れるシーンはヤバイですね・・・
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この映画、本当に心臓に悪いシーンばかりですよ!
どうやらコイツらは死人、いわゆる幽霊や怨霊と呼ばれる存在で、生きている者の命に惹かれる習性があるよう。
そして昏睡状態のダルトンの身体を狙っているようなんです。
というのも父親であるジョシュと息子のダルトンは幽体離脱が出来るという特殊体質だったのです。
幽体離脱を行うとまるで夢を見ているような気分となり、どんどん遠くに移動することが出来ます。
それだけなら良いのですが、あまり遠くに言ってしまうと”彼方”と呼ばれる死者の世界に到着してしまい、この世にある自分の身体に戻ることが出来ず昏睡状態になってしまうのです。
すなわちダルトンは病気で昏睡状態になったわけではなく、幽体離脱により魂が”彼方”に行ってしまい、自分の身体に戻ることが出来なくなってしまったんですね。
エリーズは霊界交信により”彼方”にいるダルトンに話しかけ、どうにかこの世に戻らせようとしますが中々上手くいきません。
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というのも”彼方”にいるダルトンの側には邪悪な存在がいて、ダルトンを監視しているようなんですね。
その邪悪な存在というのが、先程紹介したダースモールこと赤い顔の悪魔です。
ついは悪魔は”彼方”からこの世に干渉し、怨霊を送り込みエリーズ達に攻撃を開始します。
このままの状況では、いつ命を奪われるかわからない崖っぷちの状況。
いま周囲で起きている怪奇現象を止め、ダルトンを昏睡状態から目覚めさせるには、ダルトンを”彼方”から連れ戻すしかありません。
実はジョシュも昔は幽体離脱が出来る特殊体質だったのですが、幽体離脱を行うことで謎の老婆の霊に付け回され、危険な目にあったという過去があります。
そのためエリーズがジョシュの記憶を封印して、幽体離脱を出来ないようにしていたんですね。
しかしダルトンを連れ戻すには”彼方”に行くしかありません。
そしてついに父親であるジョシュが幽体離脱をし、ダルトンを連れ戻すために”彼方”へ旅立つのです。
いざ”彼方”へ!
エリーズの催眠術によりジョシュは幽体離脱に成功、無事に”彼方”へ向かい始めます。
この”彼方”の表現が上手なんですよね。
青白い光に照らされた暗黒空間、という感じで絶望感を上手く表現しております。
その絶望感を例えるなら、RPGゲームのラストダンジョンに装備なし、MPなし、仲間なし、の状態で探索するといった感じでしょうか。
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しかも”彼方”は命ある肉体を求める怨霊たちがそこら中でうごめいているですよ!
もうね、心臓がいくつあっても足りないくらいビックリするシーンの連続!
この映画、観客を殺しにきていますよ!(ホメ言葉♪)
”彼方”を探索し、ダルトンが昏睡状態になるきっかけを作った家に辿り着くジョシュ。
もうこの家が怖すぎますね・・・至るところに怨霊いるし、悪魔もいるし最悪。
たぶん心臓数回止まると思いますよ、マジで!!
そしてついにダルトンを発見!
さあ一緒に元いた世界へ帰ろう・・・と簡単にはいかないですよね!
立ちはだかるのはダースモールこと赤い顔の悪魔と大量の怨霊たち。
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怨霊たちはこの世にも溢れ出し、幽体離脱しているジョシュの身体を乗っ取ろうと群がってきます。
この世では怨霊たちを必死に遠ざけようとするエリーズたち、”彼方”では悪魔と怨霊たちから逃げ延びようとするジョシュたち、どちらも絶体絶命の状況ですね。
怨霊の群れからダルトンを逃すため、ジョシュは1人その場に留まりダルトンを先に行かせます。
そんなジョシュの目の前に、子供の頃のトラウマであり記憶を封印するきっかけとなった老婆の霊が現れます。
恐怖に怯えるジョシュかと思いきや、老婆の霊に向かって「目の前から消えろ!」と叫ぶ格好良い姿を披露!
時を経て大人になり父親になったジョシュ、そして子供を守りたいと思う気持ちがジョシュを強くさせたんですね。
こうして老婆の霊は去り、ジョシュも”彼方”から目が覚め、この世に戻ってきます。
するとこの世に溢れていた怨霊たちも一斉に姿を消すのです。
ダルトンも目が覚め、一件落着♪
無事にダルトンを連れ戻し安堵のため息をするエリーズ。
そこにジョシュが御礼を言いにきます。
固い握手を交わす2人ですが、エリーズは何か違和感を覚え、いきなりジョシュにカメラを向け撮影します。
いきなりカメラを向けられたことに異常なほど激昂するジョシュ。
というのもジョシュは子供の頃、写真を撮られると老婆の霊が映り込むので写真に撮られることを非常に怖れていたんですよね。
その記憶を封じたのが他ならぬエリーズ本人なので、「なぜカメラを向けた!」と激昂するジョシュ。
そしてついにジョシュはエリーズの首を絞めて殺してしまいます!
物音を聞きつけたルネが駆けつけると、そのには死体となったエリーズの姿と転げ落ちたカメラが。
カメラの映像を確かめたルネは思わず悲鳴を上げてしまいます。
それもそのはず!カメラに写っているのはジョシュではなく、老婆の霊!
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せっかくハッピーエンドかと思いきや、まさかエリーズが殺されてしまうとは・・・。
ラストシーンは、ジョシュがルネの肩に手をかけ「僕はここにいるよ」で終了。
意味深すぎて、頭の中がモヤモヤ・・・
まとめ
続きが気になるラスト、回収されない伏線、スッキリしないまま映画が終わってしまいました。
おそらく続編である”インシディアス2”で解決するんでしょう。
ニャンコが気になった点は、
①赤い顔の悪魔はどうなったのか?
②老婆の霊の正体、目的は?
③なぜ勝手に玄関のドアが開いていたのか?
④なぜエリーズは殺されたのか?
⑤ジョシュは一体どうしてしまったのか?
こんなところですね。
早くこのモヤモヤをスッキリさせてたいです!
映画の内容は前半は退屈です、だってそこまで怖いシーンがないですから。
後半からが本番ですね!もう怨霊のオンパレード!心臓がいくつあっても足りません。
ホラー映画好き、謎解きが好きな人にはたまらない映画だと思います。
この勢いで続編含めたシリーズを観ていく予定ですので、またブログにしますね。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪