こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『ナイトメア・アリー』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
①芸術学部映画学科卒(卒論学年2位)
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
映画『ナイトメア・アリー』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『ナイトメア・アリー』が好きになると思いますよ♪
映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ
ショービジネスでの成功を夢みる野心にあふれた青年スタンは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座とめぐり合う。
そこで読心術の技を学んだスタンは、人をひきつける天性の才能とカリスマ性を武器に、トップの興行師となる。
しかし、その先には思いがけない闇が待ち受けていた。
・ギレルモ監督の最新作
・作り込まれた世界観とストーリーに圧倒される
・人間と光と闇を描いた傑作
・ラストの展開は背筋が凍ること間違いなし
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、ブラッドリー・クーパーはじめ豪華キャストを迎えて送り出すサスペンススリラーです。
過去にも映画化されたことのある、1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に、野心にあふれ、ショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を狂わせていく様を描いています。
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ギレルモ監督らしさ全開の最高傑作になりますが、かなり謎も多い映画に仕上がっています。
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当ブログではネタバレありで数々の謎を考察していますので、何かの参考になれば幸いです。
【ネタバレあり】映画『ナイトメア・アリー』のネタバレ一覧
ネタバレ①:タイトルの意味
本作のタイトルである『ナイトメア・アリー』には、一体どんな意味があるのでしょうか?
『ナイトメア・アリー』の意味、それは”悪夢小路”です。
本作の見所は、何と言っても主人公であるスタンが人生の選択を誤ったことにより、悪夢ともいえる悲劇の深みにハマっていくことです。
そして小路には、”路地・裏通り・入り組んだ細い道”という意味があります。
つまりスタンは、”人生の迷路に迷ってしまった”ということですね。
しかもただの迷路ではなく、悪夢の迷路ですからね。
スタン本人が知らない内に迷路に迷い込み、結果として悪夢に辿り着いてしまったとも言えるでしょう。
何と言っても映画を観た人ならわかると思いますが、スタンが迎える結末はかなり衝撃的かつ悲惨です。
ネタバレ②:獣人で始まり、獣人で終わる
本作の象徴とも言える存在が見世物小屋カーニバルの名物である獣人でしょう。
人間か獣かわからない正体不明の生き物を出し物としています。
獣人の正体は、”酒とアヘン漬けで洗脳した廃人”です。
見世物小屋カーニバルの支配人クレムは、安ホテルや酒場で堕落している酔っ払いを見つけては、「本物の獣人が見つかるまでの間、一時的に獣人の仕事をしてみないか?」と誘い、酒とアヘンと暴力により洗脳し、獣人として出し物にしていました。
もちろん劣悪な環境で過ごさせているわけですから、体調を崩して病気にかかってしまうこともあります。
そんな時は、街中にある病院の玄関前に放置してしまうのです。
そしてまた新たな獣人候補を探す・・・つまり獣人は使い捨てってことですよね。
本作には描かれていませんでしたが、きっと病死や暴行死した獣人も沢山いたんでしょうね。
そんな悲しい存在であり本作の象徴とも言える獣人ですが、皮肉にも主人公であるスタンも獣人の道を辿る運命にあります。
本作ラストで見世物小屋へと辿り着いたスタン、支配人に必死に読心術が出来ることをアピールしますが、支配人は興味を示さずスタンを追い返そうとします。
実はこれも支配人の罠であり、ワザと冷たくスタンに接することで獣人への勧誘をしやすくしていたんですね。
案の定スタンに同乗するフリをして、上手く酒と獣人の仕事をチラつかせた支配人に対しスタンは、「獣人の仕事は運命ですから」とまで言ってしまいます。
この後スタンは、酒とアヘンと暴力により完全なる獣人として洗脳されてしまうのでしょう。
つまり本作は、ラストでスタンが獣人になる運命をほのめかすことにより”獣人で始まり、獣人で終わる映画”ということになります。
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ネタバレ③:意図的に殺されたピート
スタンの師匠であり、見世物小屋カーニバルで読心術を得意としているピートは、ある日突然死してしまいます。
原因は、”猛毒であるホルマリンを飲んでしまったから”です。
それはスタンが意図的にサトウキビ酒と偽ってホルマリンをピートに渡したからです。
スタンは、ピートが持つ読心術の極意が書かれたノートを狙っていました。
理由は、”大金持ちになって、世界の全てを手に入れるため”です。
そのためには手段を選ばない男、それがスタンなのです。
ピートは、重度のアルコール中毒者であり、支配人クレムが管理しているサトウキビ酒を欲しがっていました。
しかし支配人クレムは重度の標本好きであり、標本を保存しておくためにホルマリンも置いていました。
しかもサトウキビ酒の隣に・・・ここまでくれば分かりますよね?
つまりスタンは、”サトウキビ酒を取るフリをしてホルマリンを取った”ということです。
そしてホルマリンをサトウキビ酒と偽ってピートに差し出したのです。
ピートは、サトウキビ酒と信じて疑わないわけですから普通に猛毒であるホルマリンを飲んでしまい、そのまま死んでしまったわけです。
こうしてスタンは、目的である読心術の極意が書かれたノートを手に入れることに成功します。
もしかしたらピートの恋人であるジーナは気づいていたのかもしれませんが、真相はピートの死と共に葬られました。
ネタバレ④:吊るされた男の本当の意味
スタンが読心術で成功を収めているとき、かつての見世物小屋仲間であるジーナ達が訪ねてきます。
ジーナは、タロット占いを得意としているため早速スタンのことを占ってくれました。
しかし結果として「吊るされた男」のカードが出てしまい、不吉に思ったスタンはカードを反転させてしまうのです。
それが更なる悲劇を招くとも知らずに・・・
まずタロットカードには、正位置と逆位置が存在します。
それらを踏まえて「吊るされた男」について説明すると、下記のとおりです。
①正位置
・自己犠牲
・魂の成長
・試行錯誤
・忍耐
・試練
・努力
→忍耐強く試練に打ち勝っていけるか、試練に打ち勝つ努力によって得られる魂の成長、自己犠牲の精神
②逆位置
・自己中心的
・自分本位
・努力が報われない
・片想い
→自己中心的で欲望だけが膨らんでいる状態、どんなに努力しても報われず片想いになる
こうやって比較してみると、「吊るされた男」は正位置と逆位置で全く意味が異なるんですよね。
最初スタンは、「吊るされた男」のカードを正位置で引きました。
つまり”自己犠牲のカードを引いた”わけです。
もしかしたらカードをそのままにしておけば、スタンの運命も変わったのかもしれません。
しかしスタンは自ら「吊るされた男」のカードを反転させ逆位置にしてしまいました。
つまり”自己中心的なカード”にしてしまったわけです。
この状態は、「自己中心的で欲望だけが膨らんでいる状態」ですので、どんなに努力しても報われることはありません。
このときスタンは、大富豪であるエズラをハメようとしていました。
映画を観た人ならスタンが迎える運命をご存知ですよね?
つまり逆位置の「吊るされた男」は、”これから起きるスタンの運命を暗示している”ということになります。
ネタバレ⑤:ターニングポイントとなるお酒
一時は読心術師として成功をおさめたスタンですが、どうして悪夢小路(ナイトメア・アリー)に迷い込んでしまったのでしょうか。
スタンが悪夢小路(ナイトメア・アリー)に迷い込んでしまった理由、それは”人の心を理解しているという慢心で酒に溺れてしまったから”です。
スタンは、自分と母親を愛さなかった父親を憎んでいました。
母親は綺麗な女性でしたが、父親は酒に溺れており愛情を注がなかったため別の男に取られてしまいました。
スタン自らも父親から愛情を注がれずに育ったため、次第に父親を憎むようになっていったのです。
そして遂にスタンは、意図的に病気の父親を凍死させ家ごと燃やしてしまいます。
その時に父親が大切にしていた腕時計も盗んでしまうのです。
その後に見世物小屋カーニバルに出会う、というストーリーです。
スタンは、父親と同じような男には絶対になりたくないので「絶対に酒は飲まない」と断言しています。
つまりスタンにとっては、”酒=出来損ないの父親”ということです。
たしかにスタンは、酒を一滴も飲んでいませんでした。
しかしある出来事をきっかけに酒を飲むようになってしまいます。
そのきっかけが、”リリス博士と出会い、権力者であるキンボール夫婦をハメることに成功した”ことです。
リリス博士は優秀な心療医であり、息子を戦争でなくしたキンボール夫婦の主治医です。
主治医ということは、治療でカウンセリングを行っているため患者の個人情報をたくさん知っています。
スタンは、そこに目をつけ”リリス博士から患者の個人情報を吸い上げ、権力者を騙し金を稼ぐ”というビジネスを思いつくのです。
しかも禁じ手とされている、”依頼人の故人を呼び出す幽霊商法”を行ってしまいます。
この幽霊商法を使ってスタンは見事にキンボール夫婦を騙すことに成功します。
この成功で「俺は人の心を意のままに操ることが出来る」と慢心したスタンは、リリス博士に誘われるがままに酒を口にしてしまいます。
それがリリス博士の思惑であり、破滅への道とも知らずに・・・。
つまりスタンは、”酒を口にしたことで、出来損ないの父親と同じ存在になってしまった”と言えるでしょう。
あれほど憎み、殺害まで父親と同じ存在になってしまうとは・・・まさに悪夢小路(ナイトメア・アリー)ですね。
ネタバレ⑥:幽霊商法が招いた悲劇
本作でスタンが権力者に行う幽霊商法は、”依頼人の故人を呼び出し、大金を巻き上げる”というものです。
そのためにスタンは、リリス博士と協力して権力者の個人情報を吸い上げています。
まあ簡単に言ってしまえば、単なる詐欺師ですね。
だって本当は幽霊なんかおらず、事前に吸い上げた情報をそれっぽく言っているだけですから。
しかし実際に息子を戦争で亡くしたキンボール夫婦は、スタンが「息子さんはいつかあの世で会えることを楽しみにしていますよ♪」という言葉で救われました。
そして遂に悲劇が生まれてしまいます・・・スタンの言葉を信じたキンボール夫人が「早くあの世で息子に会いたい!」と想うがあまり、夫を殺して自らも自殺するという一家無理心中を起こしてしまうのです。
これは流石にスタンも想定外のことだったはずです。
だってまだまだキンボール夫婦から大金を巻き上げられたはずですからね。
この悲劇の結末が幽霊商法が禁じ手とされる理由でしょう。
つまり”幽霊商法は現実と夢の境目を失くしてしまう”ということです。
そして幽霊商法の悲劇はスタン自身にも降りかかってきます。
ネタバレ⑦:何故幽霊商法が上手くいかなかったのか
スタンは、キンボール夫婦を幽霊商法で騙した後、エズラという大富豪に接触して大金を巻き上げようとします。
エズラは過去に妊娠させた愛しい女性ドリーを亡くしており、罪悪感に蝕まれていました。
そこに目を付けたスタンは、あの手この手でエズラの個人情報を集め、エズラの信頼を得ることに成功します。
少しずつカウンセリングを行い、エズラから大金を巻き上げようとしていたスタンですがエズラは一筋縄ではいきません。
遂には「早くドリーに会わせないと、痛い目にあわせるぞ!」と脅されてしまいます。
焦ったスタンは、妻であるモリーに「ドリーの幽霊の格好をして、エズラを騙せ!」と依頼します。
渋々承諾をしてドリーの幽霊の格好をするモリー、そして言葉巧みにエズラを騙して誘導するスタンですが、ここで想定外の出来事が発生します。
なんとエズラがドリーの幽霊の格好をしたモリーに触れてしまったのです。
エズラがモリーに触れてしまったことにより、エズラはスタンが詐欺を働いていることに気づいてしまい、結果的にスタンに殴り殺されてしまいます。
またスタンを追いかけてきたエズラの用心棒も車で轢き殺してしまうのです。
人を2人殺しても自分のことしか考えないスタンに、流石のモリーも愛想を尽かしスタンの元を去ってしまいます。
モリーに去られてしまったスタンは、大金を預けているリリス博士の元に向かうが、そこでも新たな悲劇が巻き起こる・・・という負のスパイラルに陥ります。
キンボール夫婦同様にエズラも騙せると考えていたスタンですが、今回は失敗してしまいました。
その理由は何だったのでしょうか?
幽霊商法が上手くいかなかった理由、それは”スタンがエズラのことを理解しきれていなかった”からです。
スタンは、エズラがかつての恋人ドリーに対して罪悪感を持っていると確信していました。
しかしエズラはドリー以外の女性とも多くの関係性を持っていたのです。
この事実はスタンにとって予想外だったに違いありません。
つまり、”エズラが罪悪感を持っていた女性はドリーだけではなかった”ということです。
本来であれば、モリーが扮装したドリーの幽霊を出現させ、エズラの罪悪感を利用し、その場に膝をつかせ謝罪の言葉を口にさせる予定でしたが、エズラの抱える闇はスタンが思っていた以上に深かったのです。
結果としてエズラがモリーに触れてしまったことにより、ドリーの幽霊でないことに気がつき、今回の悲劇を生んでしまいました。
これは完全に己の慢心と酒に溺れてしまったスタンのミスです。
このたった1回のミスが命取りになってしまうとは・・・人生の闇って奥が深いですね。
ネタバレ⑧:リリス博士の目的
本作でスタンを利用した黒幕とも言える存在であるリリス博士。
いったいリリス博士の思惑と目的は何だったのでしょうか?
リリス博士の目的は、”自分に危害を加えた権力者層を破滅させたかった”です。
リリス博士は、過去に権力者の怒りを買ってしまい、臓器を取り出されてしまったことがあります。
これは、リリス博士の胸元の傷を見れば明らかな事実です。
だからこそリリス博士は、権力者層に対して強い憎しみを持っていました。
もしかしたらエズラが復讐の対象だったのかもしれません。
しかしリリス博士1人だけでは、権力者層に復讐を果たすことなど出来るわけがありません。
そんな時に現れたのが、大金に目が眩んだスタンです。
リリス博士は言葉巧みにスタンを誘導し、慢心の気持ちを抱かせ酒を飲ませることにも成功します。
こうしてスタンをコントロールしていたわけですね。
そして最終的には、権力者層であるキンボール夫婦もエズラも殺すことに成功すると同時に、スタンも破滅させ証拠隠滅も行ってしまいます。
そもそも「リリス」という名前は、”旧約聖書において夜の妖怪、女性の悪霊”とされている大悪魔です。
まだユダヤの伝承においては、”男性を破滅させる女性の悪霊”ともされています。
つまり”リリスという名前の時点でスタンを破滅させることを予知している”ということです。
ネタバレ⑨:スタンが腕時計を差し出した理由
エズラと用心棒を殺害し、リリス博士にも危害を加えたことでスタンは逃亡犯となってしまいます。
しかも大金は全てリリス博士に横領されてしまったので無一文です。
かつての栄光とは程遠い逃亡犯かつホームレスになってしまったスタンは、酒と引き換えに父親の形見である腕時計をホームレス仲間に差し出してしまいます。
なぜ大切な腕時計を差し出してしまったのでしょうか?
それは、”金(=社会的成功)より、酒(=父親と同じ道)を選んだ”からです。
スタンは、酒浸りで母親と自分に愛情を注がなかった父親を憎んでおり、遂には殺害までしてしまいました。
しかし父親の形見である腕時計は大切に身につけています。
これは腕時計自体が価値あるものだったということもあるかと思いますが、1番の理由は”父親とは同じようにならない、酒には溺れない”というスタン自身への戒めだったのだと思います。
しかし本作ラストでスタンは腕時計より酒を洗濯してしまいます。
この時点でスタンは酒に負けたことになり、”父親と同じ道(=破滅の道)を辿ることになる”ということになります。
その極めつきが、”見世物小屋の獣人になる”ということでしょう。
スタンは、本作冒頭で獣人を哀れみと軽蔑の目で見ていましたが、まさかスタン自身が獣人になってしまうとは・・・本当に恐ろしいラストシーンです。
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映画『ナイトメア・アリー』の感想
獣人や見世物小屋の造形、不気味な世界観、どれもギレルモ監督らしさが満載の映画です。
特に序盤の見世物小屋は、観客を不思議かつ胸糞悪い気分にさせることでしょう。
そんな犯罪じみた見世物小屋唯一の希望がモリーとの出会いです。
スタンとモリーが出会ったことにより、2人は成功を求めて新たな世界へと旅立っていきます。
ここまでは、良くある青春映画の流れなんですけどね・・・。
社会的成功をおさめたスタンとモリーですが、スタンの欲望は底が知れず、いつしかリリス博士と共に権力者層から大金を巻き上げるビジネス、つまり禁じ手と言われている幽霊商法に乗り出してしまいます。
この辺りから雲行きが怪しくなってきましたよね?
ここからはもうメチャクチャです!スタン、リリス博士、モリー、エズラの思惑が交錯し合い、物語は最悪の結末へと突き進んでいきます。
その流れが本当に淀みなくスピーディーなため、観客は何の違和感も感じることなくストーリーに没頭することが出来ます。
まさに観客もスタンと同じように悪夢小路(ナイトメア・アリー)に迷い込んでしまうような錯覚に陥ることでしょう。
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まとめ
『パンズ・ラビリンス』、『シェイプ・オブ・ウォーター』に負けず劣らずのギレルモ監督の最高傑作映画です。
とにかく世界観の作り込みがハンパないので、観客の目は2時間以上もスクリーンに釘付けになること間違いなしです。
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最後まで読んでくれてありがとうございました。