こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
皆さん、戦争映画って良く観ますか?
”プライベートライアン”、”フルメタルジャケット”などを筆頭に名作映画がたくさんありますよね。
本日紹介する映画は、数ある戦争映画の中でも圧倒的な臨場感を体験できる映画です。
まるで戦場にいるかのような圧倒的世界観に引き込まれますよ。
タイトルは、
ダンケルク
映画冒頭から状況を理解する前に銃撃戦が繰り広げられるので、観客としてはいきなり戦場に放り出されたかのような錯覚に陥ります。
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
「ダンケルク」の概要・評価
【上映時間】:106分
【監督】:クリストファー・ノーラン
【制作】:エマ・トーマス
【配信】:Amazonプライム
IMDb 7.9/10.0 Rotten Tomatoes TOMATOMETER 92% オーディエンス 81%
クリストファー・ノーラン監督といえば、いま映画館では最新作”TENET”が上映されていますね。
また家族の絆を描いたSFヒューマンドラマ”インターステラー”の監督でもあります。
そんなクリストファー・ノーラン監督が挑んだ戦争映画が普通の戦争映画のわけがありません。
上映時間106分と短いですが、内容が濃すぎるので180分ぐらいの映画を観ているような感覚になります。
これは映画館で観たかったな・・・
簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①ダンケルクの浜辺に追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士たち。
その中に若い英国兵士トミーの姿があった。
②トミーは戦場で出会ったギブソン、アレックスと共にダンケルクからの脱出を試みるが海・空の双方から敵軍の猛烈な攻撃を受ける。
③ダンケルクの兵士たちを救出するため、海からは民間船の船長ドーソン達、空からは戦闘機パイロットのファリア達がダンケルクに向かう。
④史上最大の脱出劇といわれたダンケルク。
陸・海・空、3方向の脱出劇ははたして上手くいくのか?
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
ここだけポイント
・ダンケルクの戦場を陸、海、空の3方向から描いた圧倒的臨場感!
・まるで戦場にいるかのような錯覚に陥ること間違いなし!
・危険を顧みず、仲間を救うためダンケルクに向かう人々の姿に涙!
・戦闘機パイロット”ファリア”の勇姿に感動すること間違いなし!
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
詳細あらすじ
フランス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。
背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。
一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。
民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。
英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。
こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。
果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?
引用:ダンケルク オフィシャルサイト
キャスト
トミー:フィオン・ホワイトヘッド
今作の主人公で若い英国兵士。
ダンケルクからなんとか脱出しようと試みるが、陸・海・空から攻撃される絶体絶命の状況下に置かれている。
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ギブソン:アナイリン・バーナード
トミーと共にダンケルクから脱出を図る兵士。
何やら秘密を抱えているようだが、何度かトミーの窮地を救ってくれる頼れる友人。
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アレックス:ハリー・スタイルズ
トミーとギブソンが助けた兵士。
なんとかしてダンケルクから脱出し母国に帰りたいと願っている。
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ドーソン:マーク・ライランス
ダンケルクに取り残された英国の兵士を救おうとする民間船の船長。
息子のピーターと息子の友人ジョージと共にダンケルクへ救出に向かう。
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ピーター:トム・グリン=カーニー
ダンケルクへ救出に向かうドーソンの息子。
強い正義感を持ち合わせている。
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ジョージ:バリー・コーガン
ダンケルクへ救出に向かうピーターの友人。
正義感が強く、危険を承知で民間船に乗り込む。
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ファリア:トム・ハーディ
英国軍の戦闘機・スピットファイアのパイロット。
戦闘機の燃料が切れそうになっても、1人でも多くの仲間を助けるため空から援護を行う。
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コリンズ:ジャック・ロウデン
英国軍の戦闘機・スピットファイアのパイロット。
ファリアと行動を共にしていたが、独軍の戦闘機に攻撃され海に墜落してしまう。
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感想
ストーリー
戦争映画と聞いていたので、もう少し暗いストーリーかと思っていました。
もちろん戦争なので明るい話ではないのですが、クリストファー・ノーラン監督が制作したことにより一種のエンターテイメントに仕上がっていますね。
大迫力の映像と音により、本当に自分が戦場に置いていかれてしまったかのような錯覚に陥りました。
ストーリーは結構複雑ですね。
要するにダンケルクから英仏連合軍40万人を救出するストーリーなのですが、陸・海・空からの視点でそれぞれ描くので頭の中が混乱しました。
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
登場人物を整理すると、こんな感じですね
①トミー
②ギブソン
③アレックス
①ドーソン
②ピーター
③ジョージ
①ファリア
②コリンズ
この陸・海・空の人物それぞれがダンケルクからの救出に向けて動いているって感じです。
特に陸はヤバイですね、空から敵の戦闘機が銃弾やら爆弾を落としてくるのでひとたまりもありません。
そんな陸を助けるために奮闘するのが空で戦闘機を操るファリアやコリンズですね!
特にファリアが格好良いんですよ!
己の危険を顧みず、陸や海の仲間を救うため全力を尽くすんです。
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
陸では何が起きていたのか?
陸ではトミーとギブソン、そしてアレックス含めた3人の視点を中心にストーリーが進んでいきます。
空から戦闘機による銃撃や爆撃を受けるため、いつ死んでしまうかもわからない状況、しかも脱出する船も爆撃や魚雷で沈没していくという絶体絶命な中、どうやって生き延びるのか。
陸に打ち上げられている民間船を見つけ仲間と共に乗り込みますが、それも敵に見つかってしまい銃撃を受け沈没することに・・・
そして沈没する際にギブソンは溺死してしまいます。
脱出したトミーとアレックスを助けてくれたのは、民間船で救出に向かっていたドーソン達でした。
トミー達は無事救出され、帰還した母国では人々から喜んで迎えられるのです。
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
海では何が起きていたのか?
海ではドーソンと息子のピーター、そして友人のジョージの3人の視点を中心にストーリーが進んでいきます。
途中で墜落した戦闘機から英国兵士を救出しますが、爆撃によるショックを受けている英国兵士はドーソン達の目的地がダンケルクだと知ると激しく動揺、勢い余ってジョージを船の階段から突き落としてしまうのです。
このままダンケルクへ船を進めてしまうとジョージは怪我が原因で死んでしまうかもしれません。
しかしドーソンは仲間を救うためダンケルクへ向かうことを決心します。
ダンケルクに向かう途中で、今度は墜落したスピットファイアの戦闘機を発見し、コクピットから脱出出来なくなっているパイロットのコリンズを救出します。
同時刻、ダンケルク近海の空ではファリアが敵の戦闘機を銃撃し撃墜しておりました。
銃撃された戦闘機が海に墜落したとき、海に漏れたいた重油に引火し、あたり一面火の海になります。
ドーソン達は必死に溺れかけている兵士達を救出しました。
その中にはトミーやアレックスの姿もあります。
母国に帰還した後、ピーターは地元の新聞社にジョージの写真を持って行きました。
後日、発行された新聞にはジョージの有志を称える記事が掲載されているのでした。
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
空では何が起きていたのか?
空ではファリアとコリンズ、2人の視点を中心にストーリーが進んでいきます。
ダンケルクを攻撃する敵軍の戦闘機を撃墜するため、スピットファイアが出陣します。
途中で隊長の戦闘機が撃墜されてしまったため、ファリアが指揮をとることになります。
コリンズと燃料を確認しながらダンケルクを目指すファリアですが、遂にコリンズの戦闘機の銃撃を受け、海に不時着してしまいます。
戦闘機から脱出出来ず溺死寸前のコリンズを救ったのは、ダンケルクに民間船で救出に向かっているピーターでした。
一方その頃、上空では敵軍の戦闘機が英国軍の救出船を攻撃しております。
そんな絶望的ピンチに現れたのが戦闘機の燃料が無くなりかけているファリアです。
ファリアは燃料が切れてしまっても諦めず奮闘し、遂に敵軍の戦闘機を撃ち落とします。
海上や地上からあがる歓声・・・しかしファリアの戦闘機は燃料切れで浜辺に緊急着陸し、ファリアは敵軍に捕まってしまうのであった。
まとめ
大迫力の映像の連続で大満足の映画です。
陸、海、空の3方向から描く戦場の姿に圧倒されること間違いなし!
特に戦闘機パイロットのファリアが格好良過ぎますね!
ラストシーンとか涙で映像が霞んでしまいましたもん・・・
それにしてもクリストファー・ノーラン監督の映画は、どれも度肝を抜かれる映画ばかりですね。
https://nyanko-movies.com/tenet/
やっぱり映画って良いですね、色々な体験をさせてくれる。
最後まで読んでくれてありがとうございました!