こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
先日、”劇場版 ヴァイオレット ・エヴァーガーデン”を映画館で観てきました。
そのときは原作アニメを知らずに観たのですが、想像よりも遥か上をいく素晴らしさでひたすら感動し、涙を流しまくっていました。
と同時に原作アニメも気になったので調べたところ、何とNetflixで全話配信されているじゃありませんか!
こりゃ観るしかない!と思い、アニメ全話を観たところ・・・
なにこれ、メッチャクチャ良いんだけど!!
とまたもや感動して涙を流しまくりました。
ということで、本日はアニメ版の紹介をしていきます♪
本日のブログはこんな人にオススメです。
・映画を観にいきたいけど、アニメを観ていないから楽しめるか不安
・アニメを観たいけど、忙しくて観ることが出来ない
・アニメを観たけど、感想を皆と分かち合いたい
アニメ概要
”劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン”では自動書記人形、通称”ドール”として多くの人々の想いを手紙に代筆し、活躍しているヴァイオレットですが、初めから人の気持ちを理解していたわけではありません。
むしろアニメ初期は人の気持ちを理解することが出来ず、まるで本当の人形のような表情、感情の持ち主でした。
アニメでは、人の想いや感情を理解することが出来なかったヴァイオレットがどのようにして人の想いや感情を理解していくのか、どのようにしてドールとして活躍していくのかを描いています。
あらすじ
感情を持たない一人の少女がいた。
少女は戦うための「道具」として生きていた。
名はヴァイオレット。
時は流れ戦争は終わり、新たな時代が始まろうとしていた。
戦地で傷ついたヴァイオレットはベッドの上で目を覚ます。
白くなめらかな両腕は、砲弾を受け銀色に輝く義手に替わっていた。
彼女に残されたものは、戦場の記憶と上官〈ギルベルト・ブーゲンビリア少佐〉が最後に告げた言葉だけ。
だが、その言葉の意味をヴァイオレットは理解できずにいた。
そこへ、一人の男が現れる。元陸軍中佐のクラウディア・ホッジンズ。
ホッジンズはギルベルトに代わって彼女を迎えに来たと言う。
二人が向かうのは南部の港町・ライデンシャフトリヒの首都、ライデン。
活気あふれる人々、美しい港の風景、ライデンの街はヴァイオレットを迎え入れる。
新しい街でヴァイオレットは「自動手記人形」に出会う。
それは、依頼主の気持ちを言葉に代えて手紙に綴る仕事。
時には依頼主が胸のうちに秘めた想いさえもすくい取る。
ギルベルトがヴァイオレットに残した言葉―――「愛してる」
「自動手記人形」になればその意味がわかるかも知れない。
――「愛してる」が知りたいのです。――
それは、感情を持たず戦うための「道具」として生きてきたヴァイオレットが、初めて示した意志だった。
引用:ヴァイオレット・エヴァーガーデン 公式サイト
ヴァイオレットの軌跡
第1話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
かつてヴァイオレットは、「武器」として戦場を駆け抜ける感情のない少女だった。
戦争が終わり、居場所を失ったヴァイオレットは、ホッジンズ社長の助けもありC.H郵便社で手紙を代筆する自動書記人形、通称”ドール”の仕事に就く。
すべては上官であったギルベルト少佐が最後に伝えた「愛している」の意味を知るために。
人としての感情を持たず、「武器」として生きてきたヴァイオレット。
そんなヴァイオレットがいかにして自動書記人形、通称”ドール”の仕事に就くのかを描いている記念すべきアニメ第1話です。
エヴァーガーデン家の養子になるはずだったヴァイオレットですが、人の感情を理解出来ない、ギルベルト少佐の元に向かいたい、そんな一心から”ドール”の仕事に就きます。
これからどんなストーリーを描いてくれるのかワクワクしますね♪
第2話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
”ドール”の見習いとして働くことになったヴァイオレットだが、人の感情がわからないヴァイオレットは「事実」と「想い」の違いを書くことが出来ないでいた。
ただひたすらギルベルト少佐が伝えた「愛している」の意味を知りたいと望むヴァイオレットにホッジンズ社長はブローチを渡す。
そのブローチは、戦場で失くしたを思われた大切なブローチ、かつてギルベルト少佐がヴァイオレットにプレゼントしたブローチだった。
ヴァイオレットの書く手紙、まるで報告書のように事実を書いてあるだけ。
そりゃお客さんも怒ってしまいますよね!
ギルベルトからプレゼントされた大切なブローチを取り戻したヴァイオレット。
ここからどのようにして人の想いや感情を学んでいくのかとても気になりますね♪
第3話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ヴァイオレットが自動書記人形を育成する学校で出会ったのは、両親の死を自責する兄に想いを伝えたい少女ルクリア。
今まで人の想いや気持ちを理解出来なかったヴァイオレットだが、ルクリアの秘めた言葉を手紙にし、ルクリアとその兄のすれ違っていた心を繋ぐのであった。
アニメ第3話でルクリアに出会ったことにより、ヴァイオレットは急速に成長します。
今までは事実しか手紙に書くことが出来なかったヴァイオレットですが、ルクリアとその兄の気持ちを上手く手紙に書くことが出来、立派な”ドール”として成長していくのです。
ここからヴァイオレットの”ドール”人生がスタートすると言っても良いと思います。
第4話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ヴァイオレットの同僚でありC.H郵便社のドールであるアイリス。
アイリスは昔、想い人に「愛している」を伝えたが失恋し、故郷を逃げ出した苦い過去があった。
過去から逃げ続け、両親にも冷たく当たってしまったことを後悔するアイリスに、ヴァイオレットは手紙で感謝の気持ちを伝えることを提案。
アイリスは手紙をきっかけに両親と和解し、自身の名前の由来が花の名前だと知り、明日への活力とするのであった。
アニメ第4話はヴァイオレットではなく、同僚の”ドール”アイリスが主人公の話です。
過去のトラウマが原因となり、周囲や両親に上手く気持ちを伝えられないアイリス。
誰しもが経験ありますよね?
そんな言葉に出来ない気持ちも手紙なら伝えられる、手紙の持つ力を改めて実感できる素晴らしいストーリーに仕上がっています。
第5話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
シャルロッテ王女の公開恋文を依頼されたヴァイオレット。
順調に思われたが、シャルロッテは着飾った言葉ではなく婚約者ダミアン王子本人の想いが知りたいと言う。
ヴァイオレットはダミアンの公開恋文を代筆していた”ドール”と協力し、シャルロッテとダミアンの本心を引き出し、2人の愛を繋ぐのであった。
”劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン”でも会話の中で登場した、王女の公開恋文のストーリーです。
最初は堅苦しかった手紙も、シャルロッテ本人の希望で代筆ではなく直筆の手紙に代わっていきます。
それが面白いったらありゃしない!
現代人はLINEでやり取りしているような内容の公開恋文になるのです♪
婚約者であるダミアンも素敵な男性で、観ていて幸せになれるストーリーに仕上がっています。
第6話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ユースティティア天文台に貴重な資料を写し保管するため、大勢の”ドール”が集められており、その中にヴァイオレットの姿もあった。
ヴァイオレットとパートナーになったリオンは、かつて母が行方不明の父を追って消えてしまった、「愛は人を愚かにする」と吐き捨てる。
しかしそれはリオンが母を大切に思っていたからこそだった。
ヴァイオレットとリオンは、いつかまた星空の下で再会を望み、別れを告げるのであった。
ヴァイオレットとリオン、大切な人が行方不明な2人だからこそ繋がる想いというのが良いですね。
また星空の映像も非常に美しく、それだけでも感動します。
いつかまた星空の下で2人が再会出来るといいですね♪
第7話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ヴァイオレットは人気戯曲家オスカーの下で次の戯曲の執筆代行の依頼を行っていた。
最愛の娘を亡くしたオスカーは寂しさに支配されており、ヴァイオレットは大切な人を失うことの辛さを理解する。
しかしそれは同時にかつて「武器」と呼ばれたヴァイオレットが、誰かの愛する人を奪っていたかもしれないという自責の念でもあった。
そこに追い討ちをかけるかのように、ヴァイオレットはギルベルト少佐が既に亡くなっていると耳にしてしまうのであった。
第7話のストーリーは涙が枯れるくらい泣けます。
最愛の娘のことを忘れられないオスカー、その想いを叶えようとするヴァイオレット。
アニメ終盤の湖を渡るシーンは鳥肌ものです。
第8話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ギルベルト少佐は生死不明の未帰還兵として扱われていた。
かつてギルベルトはヴァイオレットを「武器」として扱わず、人として扱おうとしたが戦争という特殊な環境のせいもあり中々上手くいかなかった。
そして何よりヴァイオレット自身が「武器」であることを望んでいた。
しかし徐々にギルベルトの想いが伝わり、何かに目覚めつつあるヴァイオレットだが、残酷にも敵の銃弾がギルベルトの右目を貫くのであった。
ヴァイオレットとギルベルトの過去が描かれているストーリーです。
「武器」として生きてきたヴァイオレット、それを変えようとするギルベルト、2人の想いが痛いほど伝わってくるストーリーです。
また何故ギルベルトが未帰還兵になっているのか、その理由も明らかになってきます。
第9話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ギルベルトが未帰還兵ということにショックを隠せないヴァイオレットは、将来の指針を見失い歩みを止めてしまう。
しかしヴィオレットがこれまで紡いできた手紙も、手紙をきっかけに人々の想いを繋げてきたこともヴァイオレット自身の軌跡だということに気がつく。
こうしてヴァイオレットは再び”ドール”としての人生を歩んでいくのであった。
ギルベルトという生きる目的を失ってしまったヴァイオレット。
どのようにして立ち直っていくのか、周囲の人々の助けにも注目ですね。
第10話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
幼いアンは病気の母親が大好きだったが、ここ2週間は手紙の代筆ということで母親はヴァイオレットに時間を割いてしまい不満だった。
実は母親は自身の余命が僅かなことを悟り、ヴァイオレットに娘アンに向けた今後50年分の手紙の代筆依頼をしているのであった。
まもなく母親は亡くなってしまうが、毎年届くアンへの手紙は彼女自身を勇気づけ、人生を照らす光となるのであった。
”劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン”の冒頭に繋がるストーリーです。
このストーリーを知っていると映画が更に楽しめますよ♪
ちなみに第7話同様、涙が枯れるくらい号泣します。
第11話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ヴァイオレットは内戦状態のメナス基地へと赴き、手紙の代筆を行おうとするが依頼主であるエイダンは銃弾を受け瀕死状態だった。
死ぬ前に愛する人に手紙を書きたい、そんなエイダンの想いを汲み取りヴァイオレットは手紙を仕上げた。
手紙を届けたことによりエイダンの家族や恋人は感謝してくれたが、ヴァイオレットの心にある想いはただ一つ、”もう誰も死なせたくない”、であった。
戦争の悲惨さを描いた切ないストーリーです。
大切な家族や恋人に会えないまま死んでしまう、本当に悲しいことですよね。
手紙が想いを伝えたとはいえ、なんだか切なくなってしまいます。
第12話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
敵国ガルダリクとの和平調停式が行われる最中、和平に反対する勢力が使節団が乗っている南北縦断鉄道を襲撃してきた。
護衛のため同乗していたギルベルトの兄であり海軍大佐ディートフリートは、不殺を貫きながら戦おうとするヴァイオレットに困惑する。
今まで無感情で命令を聞くことしか出来なかった「武器」が感情を持とうとしている。
そんな最中、ヴァイオレットは反対勢力に追い詰められ絶体絶命のピンチに陥ってしまった。
今までのストーリーと異なり、アクションシーン満載なストーリーです。
絶体絶命の状況下でさえ不殺を貫くヴァイオレットの覚悟はすごい!
無敵かと思われていたヴァイオレットも遂に追い詰められてしまいます。
第13話
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ヴァイオレットは反対勢力を退け、和平調印式は無地に終わり、本当の意味で戦争は終わりを告げた。
国では数年ぶりに人々の想いの込もった手紙を大空から撒く”航空祭”が行われることになり、ヴァイオレットは初めて自身の想いを手紙にしたためる。
それは未帰還兵で行方不明になっている大切な人、ギルベルトへの想いであった。
ヴァイオレットは信じている、ギルベルトがまだどこかで生きていて、いつか再会出来るということを。
そして再会出来たら、「愛している」も少しはわかるようになったと伝えると誓うのであった。
遂にアニメ最終話です。
反対勢力を避け、遂に和平調印式が終わり平和が訪れます。
そしてヴァイオレットは初めて自分自身に手紙を書きます。
内容はギルベルトへの想い・・・
早くギルベルトと再会して、「愛している」と伝えられたらいいですね♪
まとめ
映画も本当に良かったですが、やはりアニメ版は最高ですね!
人の感情を理解することが出来なかったヴァイオレットが少しずつ成長していく姿は、本当に心が打たれ感動すること間違いありません。
そしてアニメ版だとギルベルトの消息はわからないままなんですね。
アニメは第13話とそこまで長くありませんので、割りかしサクッと観ることが出来るのでオススメです♪
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界にどっぷりと浸ることが出来ますよ!
最後まで読んでくれてありがとうございました。