こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
本日紹介する映画は、2020年12月にNetflix限定で配信され、瞬く間に話題となったミュージカル映画です。
きっと楽しくハッピーな気持ちにさせてくれることでしょう♪
タイトルは、
ザ・プロム
①プロムナード(promenade)の略称で、イギリス・アメリカ・カナダの高校 で学年最後の年に開かれるダンスパーティー
②卒業時に開かれるプロムは高校生にとって最も重要なイベントの一つ
③参加は原則として男女のペアであり、パートナーを決めるのは男子が女子を誘うパターンが多い
④一般的なプロムの衣装は、男子はタキシード、女子はドレスとコサージュを着用
いわゆる高校生最後の華やかなパーティーってことです。
映画”ザ・プロム”はこの華やかなパーティーとLGBT(性の多様性、性のアイデンティティ)をテーマにした作品です。
LGBTという言葉、今は良くニュースなどでも見かけますし、集会も開かれるなど世間の理解も進んでおりますが、必ずしも全ての人が理解しきれているわけではないですよね?
映画”ザ・プロム”でも様々な人が意見をぶつけています。
そういう意味でも映画”ザ・プロム”は、ミュージカル映画という娯楽面を持ちつつもLGBTという社会派な一面も持ち合わせた作品に仕上がっております。
- 概要・評価
- 1分でわかる!簡単あらすじ&ここだけポイント
- 詳細あらすじ
- 登場人物
- ディーディー:メリル・ストリープ
- バリー:ジェームス・コーデン
- アンジー:ニコール・キッドマン
- トレント:アンドリュー・ラネルズ
- エマ:ジョー・エレン・ペルマン
- 校長:キーガン=マイケル・キー
- PTA会長:ケリー・ワシントン
- アリッサ:アリアナ・デボース
- 感想
- 素敵なミュージカルシーン
- Changing Lives (Reprise)
- Just Breathe Emma song
- Alyssa Greene
- Tonight Belongs to You
- Love Thy Neighbor
- Unruly Heart
- It's Time To Dance
- まとめ
概要・評価
【上映時間】:132分
【監督】:ライアン・マーフィ
【配信】:Netflix
IMDb 6.1/10.0 Rotten Tomatoes TOMATOMETER 57% オーディエンス 67%
なんでこんなに低いんですかね?メッチャ楽しい映画なんですけど!
やっぱりLGBTをご都合主義で扱ってしまったのが問題だったんですかね?
そんなこと言ったら、もっとヤバイ映画は沢山ありそうな気がするんですが・・・
世間は厳しいですね〜、びっくりしました!
1分でわかる!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
2人の新作ミュージカルは批評家から酷評され、役者生命の危機に立たされる。②一方、インディアナ州の田舎町では女子高生のエマが、女性カップルでプロムに参加が禁止され悲観に暮れていた。③どうにかイメージを回復し、スターの座に返り咲きたいディーディーとバリー。
2人は俳優仲間であるアンジーとトレントと共に、役者イメージを好感させるためエマの元に向かい、社会活動をしようと計画する。
④はたしてディーディーとバリーの作戦は上手くいくのか?
エマは無事に恋人とプロムに参加出来るのか?
ここだけポイント
①華やかなプロム×社会派な一面のLGBT、この2つを掛け合わせたミュージカル映画の傑作!
②とにかくミュージカルシーンがポップ&ポップで元気が出る!
③笑って泣いてハッピーになる!これぞミュージカル映画♪
④出演俳優も超豪華!まさかメリル・ストリープ、ニコール・キッドマンが出演しているとは・・・
詳細あらすじ
ニューヨークの“元”超人気舞台俳優ディーディー(メリル・ストリープ)とバリー(ジェームズ・コーデン)は、新作ブロードウェイミュージカルが大コケしてしまい、役者生命の危機が訪れ大ピンチ。
一方、インディアナ州の田舎町では、恋人同士の女子高校生エマ(ジョー・エレン・ペルマン)とアリッサ(アリアナ・デボース)が、女性カップル2人でプロムに参加することが問題になって禁止され、悲嘆に暮れていました。
ひょんなことをきっかけにその事実を知ったディーディーとバリーは、この機会に乗じて自らの役者イメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジー(ニコール・キッドマン)らと共に計画を練ることにしますが、ベテラン俳優たちと、若い女性カップルが交わることで、思いもよらない騒動と、愛と感動のドラマが待ち受けていましたーー。
引用:「ザ・プロム」オフィシャルサイト
登場人物
ディーディー:メリル・ストリープ
元人気俳優でセレブな女優。
セレブ独特の価値観のズレはあるが根はとても良い人。
エマを利用し、役者イメージを挽回しようと計画する。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
バリー:ジェームス・コーデン
元人気俳優でゲイの男優。
若干ナルシスト感がある。
エマの理解者でもある。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
アンジー:ニコール・キッドマン
コーラスガールの女性。
キャリアは長いが主役に立つことが出来ず並んでいる。
エマの友人として側で支え勇気づける。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
トレント:アンドリュー・ラネルズ
音楽院を卒業するが、バーテンダーとして細々と生計を立てている男優。
エマのことを理解しない学友たちに対し、あるパフォーマンスを行う。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
エマ:ジョー・エレン・ペルマン
ガールフレンドとプロムに参加することを拒否されたレズビアンの女子高生。
ディーディー達や校長の手助けを受けながら一歩ずつ前に進んでいく。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
校長:キーガン=マイケル・キー
エマの通う高校の校長。
エマのことを良く理解し、何とかプロムが開催されるよう尽力する。
実はディーディーの熱狂的ファンでもある。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
PTA会長:ケリー・ワシントン
LGBTに理解がなく、エマのプロム参加を拒む。
娘のアリッサを溺愛しているが、娘の抱える悩みに気がついていない。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
アリッサ:アリアナ・デボース
エマの恋人でありPTA会長の娘。
エマのことを愛しているが、母親にバレることを恐れている。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
感想
ストーリー
LGBTという簡単ではないテーマを掲げながらも、最後はハッピーエンドでハッピーな気持ちになれる映画です。
現実世界はもっとシビアで映画のようなご都合主義にはならない、そんなことはもちろんわかっておりますが、映画の中でぐらい皆ハッピーになっても良いですよね♪
ストーリーも非常にテンポ良く進みます。
挫折→新しいことへのチャレンジ→挫折→新しいことへのチャレンジ、の繰り返しです。
その単調さがかえって良いのかもしれませんね♪
特にLGBTであることが理由でプロムに参加出来ないエマが、アンジーと共に立ち直っていくミュージカルシーンは観ているこちら側も力が湧いてきます!
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
大きな挫折を乗り越えていくエマ、そしてエマを支える仲間たち。
登場人物も非常に魅力的♪
ニャンコ個人的にお気に入りの登場人物はトレントですね。
特にエマをイジメていた学友たちに、エマのことを理解するよう諭すミュージカルシーンが最高!
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
こういう熱い男って最高ですよね〜、他にも魅力的な登場人物が沢山出てきますので是非お気に入りを見つけてみてください♪
ラストも非常に爽快です♪
少しご都合主義かもしれませんが、エマを含め皆がLGBTを受け入れプロムが開催されます♪
ラストはエマが恋人のアリッサが手を繋ぎあってポーズを決めるシーンで終わりです。
Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始
スッキリ爽快なラストですので、とても楽しい気分で映画を観ることが出来ますよ♪
ダンスシーンも迫力たっぷりで、いかにもミュージカル映画♪といった感じです。
素敵なミュージカルシーン
映画”ザ・プロム”には素敵なミュージカルシーンが登場します。
その中でも特にニャンコが気に入ったミュージカルシーンを紹介します。
Changing Lives (Reprise)
映画冒頭でディーディー達4人が、これからの門出を祝して歌い踊るシーン♪
非常に明るくポップなシーンで、とても印象的です。
Just Breathe Emma song
映画冒頭でエマが自身を勇気づけるために歌うシーン♪
エマの過ごす高校生活を垣間見れるシーンでもあります。
Alyssa Greene
エマの恋人であるアリッサが自身の想いを歌にするシーン♪
理想の娘を演じなければならないアリッサの苦悩を表現しています。
Tonight Belongs to You
バリーとエマがショッピングを楽しむシーンです♪
「今夜の主役はあなた」という前向きなフレーズが印象的ですね。
Love Thy Neighbor
トレントがエマの学友達に対し、エマのことを理解するように訴えるシーン♪
イエスキリストの教えでもある「隣人を愛せよ」のフレーズは印象的です。
Unruly Heart
エマが自身の想いを歌にのせて、全世界へ向けて歌うシーン♪
エマ同様にLGBTで周囲からの偏見に苦しんでいる人々に多くの感動と共感を呼んだ印象的なシーンです。
It’s Time To Dance
映画ラスト、プロムで行う歌とダンスシーンです♪
エマのことを皆が理解し、困難を乗り越え皆でプロムを行うシーンは本当に感動します!
まとめ
本当に元気が出るミュージック映画です。
LGBTというテーマを掲げながらも、ミュージカルと掛け合わせることにより非常にポップな内容に仕上がっております。
最初はエマのことを理解しきれず避けていたPTAや学友達、エマのことを自分たちのイメージ向上のために利用しようとしていたディーディー達、皆んな自分勝手なんですよね。
そんな関係がエマを中心に徐々に理解し合い、最後には一つの想いでプロムを開催する♪
もうメッチャ泣けますよ!!!
Netflix限定配信ですが、こんな時代だからこそ多くの人に観てもらって元気を出してもらいたいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪