こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
①芸術学部映画学科卒(卒論学年2位)
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』が好きになると思いますよ♪
映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のあらすじ
前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。
マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。
身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが……。
・映画『エンド・ゲーム』のその後を描くMCU第27作目(フェーズ4)
・マルチバースにより別世界から多数のキャラクターが参戦
・スパイダーマンファンにとって驚きの演出が盛り沢山
・2022年を代表する最高傑作映画
「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する「スパイダーマン」シリーズの第3弾です。
MCU作品の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」でもスパイダーマンと共闘した、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場します。
このドクター・ストレンジが魔術でマルチバースを発生させてしまったことにより、過去作からヴィランだけではなくスパイダーマンを集結する夢のような映画に仕上がっています。
今までのスパイダーマンと比べると、スケールが大幅にアップしており、個人的には「エンド・ゲーム」にも匹敵するぐらいのスケールだと思っています。
登場キャラクター
ヴィラン
①グリーン・ゴブリン(2002年公開 『スパイダーマン』に登場)
2002年公開の映画『スパイダーマン』に登場したヴィラン。
正体は巨大軍需企業オズコープの社長であるノーマン・オズボーン。
実験用のパワー増強剤を自ら投与した結果、自らの欲望を満たすだけの悪の存在であるグリーン・ゴブリンとしての別人格が目覚めてしまう。
スパイダーマンと猛攻を繰り広げた結果、自らのグライダーに仕込まれたカッターが身体に刺さり死亡した。
しかし本作でストレンジが魔術でマルチバース(多元宇宙論)を発生させたことにより、死亡する前の次元から別次元へと迷い込んでしまう。
②ドクター・オクトパス(2004年公開 『スパイダーマン2』に登場)
2004年公開の映画『スパイダーマン2』に登場したヴィラン。
正体は物理学の天才的な頭脳の持ち主オットー・ギュンター・オクタビアス。
オズホーン社の援助を得て核融合による新エネルギーの研究をしていたが、実験中に爆発事故が発生し、金属アームが外せない身体になってしまう。
金属アームには自我があり、オットーは首筋にある制御チップでその自我を抑えていたが、爆発事故により制御チップが破壊され、オットーの自我は金属アームの自我に取り込まれてしまう。
スパイダーマンと激闘を繰り広げた後、スパイダーマンの説得により自我を取り戻し、実験装置と金属アームと共に海の底へ沈み死亡した。
しかし本作でストレンジが魔術でマルチバース(多元宇宙論)を発生させたことにより、死亡する前の次元から別次元へと迷い込んでしまう。
③サンドマン(2007年公開 『スパイダーマン3』に登場)
2007年公開の映画『スパイダーマン3』に登場したヴィラン。
正体は病に侵されている娘を救うために強盗を繰り返しているフリント・マルコ。
月獄中に素粒子分解装置に入り込んでしまったことにより、身体の分子が砂状になってしまう。
スパイダーマンの家族であるベンおじさんを誤って殺してしまった過去を持つが、今でもその罪を後悔していることをスパイダーマンに打ち明け、スパイダーマンから「君を許す」と許しを得て砂嵐となって去っていった。
しかし本作でストレンジが魔術でマルチバース(多元宇宙論)を発生させたことにより、別次元へと迷い込んでしまう。
④リザード(2012年公開 『アメイジング・スパイダーマン』に登場)
出典:IMDb
2012年公開の映画『アメイジング・スパイダーマン』に登場したヴィラン。
オズコープ社でパーキンソン病などの難病を治療するために遺伝子交配の研究を行っているが、開発した薬の結果報告を迫られた際に自らの身体に薬を投与し、リザードへと変身してしまう。
オズコープ社の屋上からウィルスをばら撒こうとするが、解毒剤を持ったスパイダーマンに阻止され、正気を取り戻す。
しかし本作でストレンジが魔術でマルチバース(多元宇宙論)を発生させたことにより、別次元へと迷い込んでしまう。
⑤エレクトロ(2014年公開 『アメイジング・スパイダーマン2』に登場)
2014年公開の映画『アメイジング・スパイダーマン2』に登場したヴィラン。
正体はオズコープ社の優秀な電気技師マックス。
過去にスパイダーマンに助けられたことから、自らもスパイダーマンになりたいと思うようになる。
作業中の事故で遺伝子操作された電気ウナギに噛まれたことで、電気の力を操るエレクトロに変貌してしまう。
その際、力をコントロール出来ずにニューヨークの街を破壊してしまうが、自分を止めにきたスパイダーマンが自分の名前を覚えていないことに深く傷つき、スパイダーマンに対して憎しみを抱くようになる。
最後はスパイダーマンとグウェンの作戦により、身体中の電気を発電所に吸い取られて死亡する。
しかし本作でストレンジが魔術でマルチバース(多元宇宙論)を発生させたことにより、死亡する前の次元から別次元へと迷い込んでしまう。
スパイダーマン
①ピーター1(2002年公開 『スパイダーマン』で初登場
出典:IMDb
元々は地元のミッドタウン高校に通う冴えない男子高校生だったが、コロンビア大学の研究室を訪れた際に遺伝子改良を施された新種の蜘蛛「スーパースパイダー」に噛まれてしまい、超人的な力を持つスパイダーマンに覚醒する。
記念すべき映画シリーズ1人目のスパイダーマン。
演じている俳優はトビー・マグワイア。
他のスパイダーマンとは異なり、自らの身体から糸を出すことが出来る。
自らが招いたミスで愛するベンおじさんを強盗に殺されてしまい、死ぬ前にベンおじさんが語りかけてくれた「大いなる力は、大いなる責任が伴う」を信念とし、スパイダーマンとして悪と戦い続けている。
②ピーター2(2012年公開 『アメイジング・スパイダーマン』で初登場)
出典:IMDb
元々はミッドタウン高校に通う冴えない男子高校生だったが、オズコープ社の開発室で遺伝子組み替えされた蜘蛛に刺され、超人的な力を持つスパイダーマンに覚醒する。
映画シリーズ2人目のスパイダーマン。
演じている俳優はアンドリュー・ガーフィールド。
共に新薬の開発をしたコナーズ博士がリザードへと変身してしまったことから、コナーズ博士の暴走を止めようと奮闘する。
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③ピーター3(2017年公開 『スパイダーマン:ホームカミング』で初登場)
ミッドタウン高校に通う男子高校生。
既に遺伝子改良を施された「スーパースパイダー」に噛まれ、超人的な力を得ている。
アイアンマンことトニーに認められ、早くアベンジャーズ入りを果たしたいと願う少年。
演じている俳優はトム・ホランド。
まだ15歳と若く経験も浅いため失敗ばかりしているが、数々の戦いを得てヒーローとして着実に成長を遂げている。
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【ネタバレあり】映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレ一覧
ネタバレ①:マルチバースが発生した理由
本作では過去のヴィランたちだけではなく、スパイダーマンまでもが別の次元から登場します。
それは、”魔術によりマルチバース(多元宇宙論)が発生したから”です。
マルチバース(多元宇宙論)とは、”複数の宇宙の存在を仮定した理論物理学による論説”です。
前作の映画『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』のラストで、ミステリオによりスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることが世間にバレてしまい、ピーター自身だけではなく周囲の人々、MJ、ネッド、メイおばさんにも影響を及ぼし始めてしまいます。
そのためピーターは、「魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしい」、とドクター・ストレンジに依頼をします。
しかし儀式の途中で5回もピーターが願いを変更したため、儀式が失敗し不完全な魔術になってしまうのです。
その結果、マルチバース(多元宇宙論)が発生してしまい、別次元から様々なキャラクターが時空を超えて登場することになってしまいます。
どうやらストレンジは過去に何度か魔術には成功しているようですが、マルチバース(多元宇宙論)の構造は誰も理解出来ていないのが現状です。
そのため、もしピーターが途中で願いを変更しなかったとしてもマルチバース(多元宇宙論)が発生していたと思われます。
ネタバレ②:ピーターの目的
マルチバース(多元宇宙論)が発生したことにより、別次元から複数のヴィランたちが迷い込んでしまいます。
対処法としては、”ヴィランたちを魔術が込められた牢に捕まえ、ストレンジの魔術が封じ込められた箱を起動し、ヴィランたちを元の次元に戻す”という方法しかありません。
ヴィランたちを元の次元に送り返すということは、”送り返した先でスパイダーマンと戦い、結果として命を落とすことになる”ということです。
もちろんヴィランたちが悪事を働いたことによる自業自得の運命でもあるのですが、ピーターにはある考え、目的があるのです。
それは、”ヴィランたちを治療し、善人に戻した状態で元の次元に送り返す”、というものです。
ヴィランたちが善人に戻りさえすれば、元の次元に戻ったとしてもスパイダーマンと戦うことがなくなり、結果として命を落とすこともなくなる、と考えたわけですね。
この考えは、人助けを信条とするメイおばさんの思想であると同時に、ピーターはメイおばさんの意思を継いでいるということを表しています。
スパイダーマンの信念である「大いなる力には大いなる責任が伴う」、そして「親愛なる隣人」を実行しようとしたのだと思いますが、結果としてメイおばさんの死という悲しい運命を選択することになってしまいます。
ネタバレ③:歴代スパイダーマンが集結
本作最大の見所は、何と言っても歴代スパイダーマン全員が集結したことでしょう。
ヴィランたちが集結するのでスパイダーマンも集結するかと思われていましたが、本当に集結したときは映画館で喜びの悲鳴が上がっていました。
1人ではヴィランたちに勝てなかったスパイダーマンが、3人で力を合わせて戦うシーンには思わず観客側も拳を握り締めてしまったことでしょう。
スパイダーマンの信念とも言える、「大いなる力には大いなる責任が伴う」、これを実現するためヴィランたちに真っ向から立ち向かう姿には感動すら覚えます。
ネタバレ④:MJを助けたピーター2が泣いた理由
出典:IMDb
終盤でスパイダーマンたちがヴィランと戦っている際、戦闘の勢いでMJが落下してしまうシーンがありましたよね?
危機一髪でピーター2がMJを助けるのですが、その際にピーター2が思わず涙ぐんでいたのに気付いたでしょうか?
ピーター2の世界観である映画『アメイジング・スパイダーマン2』を観るとよくわかるのですが、ピーター2はかつて同じような状況で恋人であるグウェンを落下から救えず死なせてしまった、という過去があるのです。
ずっとグウェンを救えなかった自分への自責の念、そして後悔に苦しめられてきたピーター2ですが、別次元とはいえ今度こそはMJを救うことが出来たのです。
MJとグウェンの姿が重なって思わず涙ぐんでしまっているわけですね。
ネタバレ⑤:別次元の空の先にいた人物
出典:IMDb
魔術が暴走し、マルチバース(多元宇宙論)の世界が干渉し始めてしまいます。
その時、空にヒビが入り多数の人物の影が見えました。
多数の影の正体、それは”ピーターの存在を知る別次元のヴィランたち”です。
今まではピーター1とピーター2がいる世界、すなわち2つの次元からヴィランたちが迷い込んできましたが、今度はもっと複数の世界からヴィランたちが迷い込もうとしている、ということですね。
だからこそストレンジが必死になって次元の扉を閉ざそうとしているわけですね。
もしかしたら別次元のサノスもいたりして・・・
そう考えるとマルチバース(多元宇宙論)って本当に恐ろしいですね。
ネタバレ⑥:親愛なる隣人として
マルチバース(多元宇宙論)の発生を防ぐための唯一の方法、それは”ピーターの存在を全員の記憶から消す”という残酷な方法でした。
しかしピーターはめげることなく、みんなの記憶から消えてもメイおばさんの意思を継ぎ、新しい土地でも親愛なる隣人として今日も人助けをし続けるのです。
愛するMJ、親友であるネッドの記憶からも消えてしまい、本来であれば孤独に押し潰されてしまいそうな状態にもかかわらず、誰にも知られることなく人助けが出来るって並大抵のことではないと思います。
それほどピーターにとってメイおばさんは、かけがえのない存在であるということです。
しかしピーターが親愛なる隣人として人助けをしているのは、メイおばさんの影響だけではありません。
もちろんアイアンマンことスタークや他のアベンジャーズのメンバーの影響もあるかと思いますが、何より影響を与えてくれたのは別次元の世界から来たスパイダーマンたちです。
別次元の世界から来たスパイダーマンたちも同じように大切な人を亡くしていましたが、ある信念を心に秘め、親愛なる隣人として人助けをしておりました。
その信念というのが”大いなる力は、大いなる責任が伴う”、というものです。
力を得たからには、その力を世の中のために活かす責任が伴う、ということを表しています。
この信念を別次元の世界から来たスパイダーマンたちが実践していたからこそ、ピーターもそのような存在であり続けようとしているのだと思います。
ネタバレ⑦:ヴェノム登場
出典:IMDb
映画『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のエンドロールで、マルチバース(多元宇宙論)が発生したことによりヴェノムが別次元の世界からスパイダーマンのいる世界にやってきました。
てっきりスパイダーマンの戦いに加勢するかと思いきや、エンドロールに少しだけ登場し、また別次元の世界に旅立ってしまうという悲しい展開に!
おそらくストレンジが再びマルチバース(多元宇宙論)を発生させてしまったので、別次元の世界へ旅立ってしまったようですね。
ネタバレ⑧:デアデビル登場
本作に登場した盲目の凄腕弁護士、これが誰かわかりましたか?
この弁護士の正体は、盲目のヒーロー”デアデビル”です。
本名はマシュー・マット・マードック(通称マット)、目が見えない代わりに他の感覚(聴覚、皮膚感覚、嗅覚、味覚)が非常に優れているのが特徴です。
昼は凄腕の盲目の弁護士として、夜は盲目のヒーロー”デアデビル”として正義を執行している。
そんなデアデビルが本作に登場したことにより、デアデビルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への参加が確定しました。
今後デアデビル単体の映画が制作されるのか、もしくは別作品に出演するのかは定かではありませんが楽しみが更に増えましたね♪
ネタバレ⑨:ストレンジの続編に繋がるエンドロール
本作のエンドロールでマルチバース(多元宇宙論)を発生させてしまったストレンジがワンダに助けを求めていました。
これは2022年5月に公開予定の映画『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』の予告です。
映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』では、世界を別次元からの侵攻から守るべく、ピーターの存在を全員から忘れさせるという方法でマルチバース(多元宇宙論)の発生を防ぐことが出来ました。
しかしじ実際はマルチバース(多元宇宙論)の発生を防ぐことは出来ておらず、また新たなマルチバース(多元宇宙論)を発生させてしまったようです。
予告編の中のワンダは、ドラマ『ワンダビジョン』で覚醒したスカーレット・ウィッチの姿で登場しています。
また黒幕かと思われる存在は、ドラマ『ホワット・イフ』で闇堕ちしたストレンジの姿をしています。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4で登場したドラマシリーズが、このようにして映画にも波及していく様子は感動ものです。
2022年5月に公開予定の映画『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』は、まだ情報量が少ないため詳細が判明次第ブログを更新いたします。
映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』の感想
全世界待望のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)最新作、その名前にふさわしいシリーズ最高傑作だと思います。
マルチバース(多元宇宙論)が発生したことにより、別次元の世界から懐かしいヴィランたちが集結する、この展開だけでも胸が躍るものがあります。
特に2002年公開の映画『スパイダーマン』世代の人からすると、同窓会に出席したような気持ちになるのではないでしょうか。
ストーリーも非常に良く練られております。
フェーズ3までのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)って、どちらかと言うと「ヴィランを力で倒す!」という流れだったと思うんです。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー等、強力な力を持ったキャラクターが揃っていますからね。
彼らに比べたらスパイダーマンの力は可愛いものです。
しかしスパイダーマンにしか出来ない使命があります。
それが”親愛なる隣人”です。
本作でスパイダーマンは”親愛なる隣人”としてヴィランたちも救おうとしているのです。
しかしそれは諸刃の剣、相応のリスクが付き纏います。
そのリスクが愛するメイおばさんの死です。
まだ心が幼いピーターにとって、メイおばさんの死はとても受け入れることが出来るものではなく、怒りに飲み込まれる寸前まで追い詰められてしまいます。
そんなピーターを救ったのはマルチバース(多元宇宙論)により別次元の世界から来たピーターでした。
別次元の自分も同じような苦しみと喪失感を味わいながらも”親愛なる隣人”であり続けた・・・そんな事実を知ったピーターがスパイダーマンとして立ち直っていく展開には思わず涙が流れてしまいます。
「ヴィランを力で倒す!」もではなく、「ヴィランも救う!」という発想はスパイダーマンならではのものですし、そこまでの展開に持っていくストーリーは神がかっています。
もはや完成されたストーリーと言っても過言ではないでしょう。
そんな完成されたストーリーに、更に拍車をかけるのが別次元の世界から来たピーターの存在です。
元々別次元の世界からスパイダーマンが来るという噂はありましたが、まさか本当に実現するとは夢にも思いませんでした。
スパイダーマンって本作を含めると3代のスパイダーマンがいるんですよね。
観客側としても自分の世代にあった、自分だけのスパイダーマンがいると思うんです。
そんな自分だけのスパイダーマンが別次元の世界から現れて集結するなんて・・・もう鳥肌立ちっぱなし間違いなし!
しかもスパイダーマン3人が力を合わせてヴィランたちに立ち向かいますからね、もうこの時点で涙腺がヤバいです。
間違いなく2022年を代表する最高傑作の映画の1つだと断言出来ます。
まとめ
過去のスパイダーマンシリーズファンをも楽しませるサプライズが盛り沢山の映画です。
間違いなく2022年を代表する映画と言っても過言ではないでしょう。
しかもただ単に様々なキャラクターを登場させるだけではなく、ピーターのヒーローとしての成長を描くなどストーリーもしっかり練られているのが特徴です。
そのため非常に面白い展開となっており、あっという間に映画の上映時間が終わってしまうほど楽しむことが出来ます。
ストレンジの次回作も気になるので、今後もますますMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)からは目が離せないですね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。