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【ネタバレ】『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』考察【ラストシーンの意味・報復の答えとは?】

こんにちは、ニャンコです。

このブログは映画『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』のこんな疑問に答えていきます。

・見所ポイント

・ネタバレ一覧

・感想と考察

ニャンコ
ニャンコ
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②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
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映画『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。

まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・

きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『ジョン・ウィック コンセクエンス』が好きになると思いますよ♪

映画『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』のあらすじ

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。 組織内での権力を得た若き高官グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる・・・。果たしてジョンは、かつて忠誠を誓った世界との決着をつけて、真の自由を手にすることができるのか!?

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

・上映時間169分のうち、140分は殺し合いという最強映画

・アクションシーンのどれもが凄過ぎて、目で追えない

・ジョンとケインの共闘は激アツ過ぎる

・ジョンの生き様に震えろ!

数々の伝説で裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋ジョン・ウィック。

愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアも殲滅、掟を破りながらも粛清の包囲網から生還した男が、遂に裏社会を支配する組織との決着がつきます。

前作から4年、切れ味鋭い超絶アクションを追求するキアヌ・リーブスに加え、ジョンを追い詰める盲目の達人、ケインにドニー・イェン、日本の旧友、シマヅに真田広之と、各国のリアルアクションのレジェンドが集結しています。

パリ、ベルリン、ニューヨーク、そして大阪と舞台も大幅スケールアップ!世界77カ国で初登場No.1、シリーズ最大ヒットを記録してノンストップ・キリングアクションです。

キアヌ・リーブスのアクション映画と言えば、マトリックスシリーズが有名ですが、本作もまさにキアヌ・リーブスの代表作へと成長していますね。

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ニャンコ
ニャンコ
個人的には早く『コンスタンティン』の続編を出してほしいけどな

当ブログでは、『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』の気になる謎を徹底考察・解説していますので、観賞後のヒントになれば嬉しいです。

ニャンコ
ニャンコ
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【ネタバレあり】映画『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』のネタバレ一覧

ネタバレ①:タイトルの意味

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

タイトルであるコンセクエンスには、「行動や状況がもたらす事態、結果」という意味があります。

しかし本作では、”報復といった意味”で使用されていました。

第1作目である『ジョン・ウィック』(2014年)から始まった報復ですが、ついに本作で決着がつくことになります。

その報復の手始めとして、ジョン・ウィックは手始めにヨルダンへ向かい、主席連合の上に位置する首長を殺してしまいます。

ニャンコ
ニャンコ
前首長とは異なる人物のようだね
マンチカン
マンチカン
首長って、そんなにコロコロ変わるものなの?

首長の割に警備が少な過ぎるようには感じましたが・・・

結果的にジョン・ウィックが首長を殺してしまったことで主席連合の怒りを買い、見せしめとしてニューヨークにあるコンチネンタルホテルが爆破されることになってしまいます。

こうして新たな報復が連鎖していくのです。

ネタバレ②:コンチネンタルとは

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

コンチネンタルとは、”世界中で殺し屋たちをサポートし、コンチネンタル・ホテルという殺し屋専用の会員制ホテルという形で運営され、武器や情報の調達から死体の処理まで対応してくれる機関”のことです。

主席連合の下部組織であり、発祥地はローマ、ローマ以外にも主席連合が属する世界12都市に存在しています。

利用には特殊な金貨であるコインが用いられ、またホテル内では殺しをしてはいけないなどの「掟」があり、これを破ると追放や粛清が行なわれます。

このコインは非常に高価なものであり、コイン1枚のために殺しを請け負う殺し屋もいるほどです。

コインがあればコンチネンタル内での宿泊代金はもちろん、武器提供などの多種サービスが利用可能となります。

ジョン・ウィックは自宅の床下に、大量のコインを山ほど隠し持っていました。

ニャンコ
ニャンコ
いかにジョン・ウィックが凄腕の殺し屋であるということが伺えるね♪

ちなみにコンチネンタルの代表は、ニューヨークのオーナー兼支配人であるウィンストンが務めています。

会員は2つのルールさえ守れば、平穏な時と快適なホテルライフを保証されます。

①ホテル施設内の「仕事」はご法度であり、ホテル内で血を流すべからず

②血の拇印で交わした「誓印」は、拒否または持ち主を殺めてはならない

しかしジョン・ウィックは、その2つのルールを完全に破ってしまっているため、主席連合から命を狙われることになってしまいます。

またジョン・ウィックを庇ったニューヨークコンチネンタルホテルも、その責任を負って爆破されてしまうのです。

ネタバレ③:主席連合とは

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

主席連合とは、”世界中の犯罪集団が集まった強大な組織であり、その中でも主席は組織の実権を握る上位12人のメンバーで、ニューヨーク・イタリア・中国・ロシア・日本など各国のマフィアの組織のトップが主席を担っている”世界最大の殺し屋組織です。

主席の上には組織全体を統括する首長が存在しますが、首長に直接会うのは途方もない困難が伴います。

ニャンコ
ニャンコ
前作でジョン・ウィックも砂漠を死にかけるまで彷徨ったよね

主席連合の影響力は絶大であり、その傘下には暗殺者たちがビーチの砂粒ぐらい無限に存在します。

そのため掟に反した殺し屋は裏社会では仕事が出来なくなり、また命の保証もされません。

同時にネットワークも恐ろしく広く、ネットや電話、ラジオなどを通じて瞬時に懸賞金の変動などの最新情報を共有することが可能です。

主席連合は、ホテル内での殺しがご法度であるコンチネンタルに対し、聖域解除を行うことが可能です。

聖域解除とは、”コンチネンタル側が主席連合の方針に反した際、コンチネンタル内での殺しを許可すること”です。

この聖域解除により、ニューヨークコンチネンタルホテルは爆破され、大阪コンチネンタルホテルは血みどろの殺し合いの場となりました。

ネタバレ④:ルスカ・ロマとは

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

ジョン・ウィックがファミリーの一員となったルスカ・ロマとは、”主席連合の配下にあるベラルーシ系の犯罪組織”です。

孤児を引き取り、一流の暗殺者へと養成しています。

ファミリーの一員として認められ者には、タトゥーが彫られます。

ジョン・ウィックにとってルスカ・ロマは古巣であり、彼の驚異的な戦闘能力はルスカ・ロマで鍛え上げられました。

ちなみにジョン・ウィックは、ルスカ・ロマ内ではジャルダーニと呼ばれています。

ジョン・ウィックは、グラモン侯爵に決闘を申し込むため、再びルスカ・ロマの一員となります。

その際、ルスカ・ロマのボスであるカティアに認められるために殺し屋キーラを殺すことになります。

ニャンコ
ニャンコ
決闘については、この後に詳しく説明するよ♪

ネタバレ⑤:決闘について

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

決闘とは、”主席連合の古い掟であり、メンバー間の抗争を防ぐために設けられた一対一の対決”のことです。

決闘を申し込むには、主席連合が認めたファミリーに所属している必要があります。

ジョン・ウィックは一匹狼であり、ファミリーに所属していなかったため、古巣のルスカ・ロマの一員となったわけですね。

決闘では場所や時間、使用する武器を主席連合の告知人が立ち合いの元、決闘の当事者同士で決めます。

また決闘を申し込まれた相手は、代理人を立てることも可能です。

このルールを利用して、グラモン侯爵はケインを代理人にしたわけですね。

そして決闘者にはそれぞれ介添人が付くのですが、決闘者が敗れてしまうと介添人もろとも処刑されてしまいます。

逆に決闘の勝者には、あらゆる希望が叶えられるのです。

この決闘のルールを利用し、ジョン・ウィックは「主席連合からの解放=自由」を手に入れようとしました。

しかし決闘は、「決闘時間に間に合わなければ処刑される」という厳しいルールがあります。

本作の場合、「日の出の時間である6時3分、場所はサクレクール寺院」が決闘時間かつ決闘場所でした。

マンチカン
マンチカン
普通に遅刻しなければ良いんじゃないの?
ニャンコ
ニャンコ
決闘相手は主席連合だぞ?そう簡単にはいかない・・・

ジョン・ウィックが決闘場所に向かおうとすると、主席連合に属するパリ市街全域の殺し屋が襲いかかってきます。

つまりジョン・ウィックは、”襲いかかる殺し屋たちを退けながら、6時3分にはサクレクール寺院にたどり着かなければならない”ということなんですね。

まあこの時点で既に主席連合とジョン・ウィックの間には、ものすごいハンデキャップがあるということになりますね。

ニャンコ
ニャンコ
決闘の行方については、後ほど詳しく説明するよ♪

ネタバレ⑥:ジョンとケインの共闘

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

本作最大の見所の一つに、”最強の殺し屋ジョン・ウィックとケインの共闘シーン”が挙げられます。

最大のライバルである2人ですが、決闘時間に間に合うためにサクレクール寺院に続く222段の階段で互いに手を取り合い、共闘するシーンがあるのです。

ニャンコ
ニャンコ
あまりに激アツ展開過ぎて、鳥肌が止まらなかったわ!

最強の殺し屋である2人の戦闘により、襲いかかる殺し屋は猛烈な勢いで死んでいきます。

特にケインの剣術は、早過ぎて目で追うことが出来ないほどです。

互いを最強と認め、そして信頼しているからこそ2人は決闘時間に間に合ったのですね。

ネタバレ⑦:ジョン・ウィックは死んだのか?

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

報復をやり遂げたジョン・ウィックですが、まさかの死亡という幕切れでした。

思えば決闘の前から、ジョン・ウィックは自分が死んでしまうことをわかっていたんでしょうね。

というのも、決闘のルールは「30歩→20歩→10歩と少しずつ距離を縮めながら、相手が死ぬまで銃弾を撃つ」というものです。

そしてジョン・ウィックは、10歩の歩幅の際、敢えて銃弾をケインに撃たずに隠し持っていたんですよね。

そして勝利を確信したグラモン侯爵がケインに対し、「お前も娘も主席連合から解放され自由の身だ」と言い、その後ジョン・ウィックにトドメを刺そうとした際、隠し持っていた縦断でグラモン侯爵の頭を撃ち抜きました。

決闘のルールとして、「決闘者が死ぬと介添人も処刑される」とありますが、ケインは直前に主席連合から解放されていますので、処刑の対象とはならなかったのです。

つまり”ジョン・ウィックは、ケインを救うために一芝居うった”ということです。

ジョン・ウィックは、報復の果てに何も生まれないことに薄々気付いていたはずです。

決闘に勝利して自由の身となっても、愛する妻は戻ってきません。

しかしケインには愛する娘がいます。

”愛するものを救う”、これがジョン・ウィックが報復の果てにたどり着いた答えなのではないでしょうか?

また決闘後、ウィンストンに対し「連れて帰ってくれ」と言っていたことからも、ジョン・ウィックは自らの死が近いことを認識していたんでしょうね。

またジョンと妻の墓が登場していることからも、彼の死は確実なように描かれています。

マンチカン
マンチカン
本当にジョン・ウィックは死んだのかな?
ニャンコ
ニャンコ
絶対に死んでいないと思うね〜

というのも、今まで数々の銃撃や打撃を受け続けてきたジョン・ウィックがたった3発の銃弾で死ぬとは思えないんですよね。

おそらくあえてジョン・ウィックの墓を立てることで、彼の死を偽装しているんだと思われます。

またメタ的な発言になってしまいますが、次回作である第5作目の制作も進んでいるようですので、確実にジョン・ウィックは死んではいないでしょうね。

ネタバレ⑧:ラストシーンについて

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

ラストシーンでは、自由の身となったケインが娘に会いに行こうとする際、復讐心に燃えるシマヅの娘アキラがナイフを手にケインに向かっていくシーンで幕を閉じました。

「報復の連鎖は止まらないのか?」と考えさせられますが、確実に言えるのはアキラにケインは殺せない、ということでしょうね。

ケインは主席連合から解放され、警戒心が緩んでいる可能性もありますが、ケインはジョン・ウィックと並ぶ最強の殺し屋です。

そんなケインが簡単にアキラに刺されるとは考えづらいです。

マンチカン
マンチカン
アキラはどうなってしまうのだろうか・・・

まあケインのことですから、アキラは殺さないでしょうね。

しかし殺さないと報復の連鎖は止まらないというジレンマ・・・次回作で更なる答えは出るのでしょうか。

映画『ジョン・ウィック4:コンセクエンス』の感想

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

上映時間169分のうち、140分はアクションシーンと言っても過言ではない超絶アクション映画です。

全てのシーンが相手を殺すために描かれており、度肝を抜く映画体験を味わえます。

テーマは報復であり、ジョン・ウィックによる報復の凄まじさは異常ですね。

場面もモロッコ、ニューヨーク、大阪、ベルリン、パリへと目まぐるしく展開し、まるで世界旅行をしているかのような感覚を味わえます。

個人的なお気に入りシーンは、大阪コンチネンタル、そしてパリのサクレクール寺院へ向かうまでのアクションシーンですね。

大阪コンチネンタルでは、海外から日本のイメージ(謎のネオン、刀、サムライなど)がこれでもかと描かれていました。

刀や弓矢を駆使したアクションシーンは、どれも見応え満載であり、一瞬たりとも目が離せませんでしたね。

特にシマヅvsケインの剣術バトルは、映画史に残る大傑作シーンでした。

そして何と言っても本作最大の見所は、パリの全殺し屋vsジョン・ウィックのアクションシーンですね。

パリの観光名所である凱旋門、サクレクール寺院を舞台とした超絶バトルシーンは、もう凄すぎて何がなにやらわからなくなってしまうほどです。

倒しても倒しても襲いかかる殺し屋たちを、ジョン・ウィックはガン・フーやカー・フー(車を利用した新しい格闘術)を駆使し、次々と殺していきます。

その様子はまさに芸術と言っても過言ではないほど、清々しいものです。

一体何人殺しているのやら・・・検討もつきません。

マニアの中には、ジョン・ウィックが殺した人数や銃弾数を数えている人もいるようですね、尊敬します!

ニャンコ
ニャンコ
ニャンコには無理だわ・・・

ラストシーンは、まさかのジョン・ウィック死亡でしたが、絶対に生きているでしょうね。

あれだけ殺し屋たちと死闘を繰り広げてきたジョン・ウィックが、たった3発の銃弾では死ぬとは思えません。

また続編も制作も進んでいると聞いておりますので、確実に生きているでしょうね。

これは次回作も非常に楽しみです

まとめ

出典:『ジョン・ウィック コンセクエンス』オフィシャルサイト

アクション映画の最高峰と言っても過言ではない、そんな素晴らしい映画です。

何と言っても上映時間のほとんどがアクションシーンですからね?

そんな映画って中々ないと思うんです。

またアクションシーンも今まで見たことないような、そして見たかった内容がギュッと濃縮されて詰め込まれたようなシーンの連続です。

特にサクレクール寺院に繋がる222段の階段でのアクションシーンは、凄過ぎて空いた口が塞がりませんでした。

ケインとの共闘も激アツですね。

これは是非色々な人に観てもらいですね〜。

ニャンコ
ニャンコ
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最後まで読んでくれてありがとうございました。