こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
①芸術学部映画学科卒(卒論学年2位)
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』が好きになると思いますよ♪
映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』のあらすじ
母親になる夢を抱いているものの、なかなか子どもができずに悩んでいたトーリのもとに、ある時、謎めいた赤ちゃんがやってくる。
赤ちゃんはブランドンと名づけられ、聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な子どもへと成長。トーリと夫カイルにとっても、かけがえのない存在になっていく。
しかし、12歳になったブランドンは、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、やがて米カンザス州ブライトバーンの町をかつてない恐怖に陥れていく。
・もしスーパーマンが悪の心に目覚めてしまったら?
・悪に目覚めたブランドンの超人パワーが絶望的
・ホラー×家族愛を描いている
・続編が気になるラスト
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【ネタバレあり】映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』のネタバレ一覧
ネタバレ①:ブランドンの正体
出典:映画com
見た目は12歳のごく普通の男の子、それがブランドンです。
少し学校のクラスでは浮いている存在ですが、非常に頭が良く、優しい少年です。
そんなブランドンですが、何と正体は地球人ではなく宇宙からやってきた異星人です。
しかも地球を侵略しに来た悪いタイプも異星人ということだから手に負えません。
同じような境遇でスーパーマンがいますが、スーパーマンは異星人ながらも正義の心に目覚め、その圧倒的な力を人助けのために使います。
しかしブランドンはスーパーマン同様の力(怪力・銃弾が通用しない・飛行能力・目から熱光線など)を持ちながら、その圧倒的な力を人助けのためではなく自らの欲望を叶えるために悪用します。
信じていた可愛らしい我が子がまさか地球を侵略する異星人だったとは・・・
ネタバレ②:ブランドンの目的
出典:映画com
いくつか目的があると思いますが、最大の目的は地球を侵略することです。
しかし最初は些細な目的のために力を悪用していました。
例えば、
①好きなクラスメイトの女の子と仲良くなりたい
→女の子の部屋に忍び込むが、後日変態扱いをされ、女の子に怪我を負わせる。
その際、罵倒してきた女の子の母親を殺害
②両親に心配をかけたくないので、カウンセラーの叔母に秘密を報告しないようにお願いする
→受け入れてもらえなかったため、叔母の愛する伯父を交通事故に見せかけて殺害
③父親と仲直りしたかった
→気持ちを裏切られ、銃で狙撃されたので熱光線で殺害
④母親と仲直りしたかった
→気持ちを裏切られ、宇宙船の破片で攻撃されそうになったので上空から落下させ殺害
ネタバレ③:なぜブランドンは力を悪用してしまったのか
出典:映画com
ブランドンはスーパーマンのように正義の心には目覚めず、悪の心に目覚めてしまいました。
いくつか理由はあると思いますが、ニャンコは次のように考察します。
①周囲がブランドンのことを理解し、受け止めることが出来なかった
②最初から正義の心など持っていなかった
本作中、ブランドンは何度か反抗期のような反応を示します。
それがただの反抗期なら良いのですが、ブランドンは巨大な力を秘めた異星人です。
巨大な力のせいで思わずとった行動が常識とはかけ離れてしまった、ということも考えられますが、ニャンコは「②最初から正義の心など持っていなかった」と考察します。
一見ブランドンは純粋無垢な故に周囲から理解されず、気持ちを受け止められなかったことで悪の心に目覚めてしまった、というふうにも見えますが本当にそうでしょうか?
と言うのも、たったそれだけの理由で人を殺したりしないと思うんですよね。
宇宙船からブランドンだけに聞こえるよう鳴り響いていた唸り声・・・普通に考えるとこの唸り声がブランドンの奥底に眠る悪の心を目覚めさせた、と考察出来ます。
しかしこんな面倒臭い方法をとる理由がよくわからないんですよね。
もちろんブランドンがある一定の年齢まで成長していたのを待っていた、ということも考えられます。
しかしこうも考えられないでしょうか?
あの唸り声はブランドン自身が発生させていた!
つまりあの唸り声はブランドンの内なる声ということです。
そう考えると、元々ブランドンは地球を侵略するために宇宙船で送られてきた侵略者ということになります。
もちろん正義の心など持ち合わせているはずもありませんので、最初から地球を侵略する目的のためだけに生きてきたということになりますね。
ネタバレ④:ブライトバーンが描く家族の姿
出典:映画com
ブライトバーンが描く家族の姿にどこか親近感を覚える人もいるはずです。
だってこの家族の姿は、思春期を迎えた子供がいればごく当たり前の光景だからです。
思春期で身体と心の変化に戸惑う子供は反抗期になりますよね?それはごく当たり前のことです。
普通は徐々に落ち着いてきますし、暴力を振るったとしても子供が行うレベルの話です。
しかしブランドンの場合は、超人パワーを持ち合わせていますので反抗期のレベルが違います。
ブランドンが暴力を振るう=周囲に甚大な被害を及ぼすということです。
ブライドバーンが描く家族の姿は、ごく日常に溢れた光景なのですがブランドンの超人パワーにより惨劇と化しているわけですね。
ネタバレ⑤:ブライトバーンとは
出典:IMDb
映画ラストで母親を殺し、完全なる悪へと目覚めたブランドン。
その後、ブランドンは自身のサインを残しながら世界中で破壊行動を起こします。
そんなブランドンの破壊行動を人々は、1番初めに事件が発生した地名であるブライトバーンにちなんで「ブライトバーン」と名付けます。
ブライトバーン=世界を破滅に導く恐怖のシンボル、といった感じでしょうか。
これから世界各地で「ブライトバーン」現象が発生していくのでしょう。
映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』の感想
出典:映画com
もしスーパーマンが正義の心に目覚めず、悪の心に目覚めてしまったらどうなるのか…そんな誰もが一度は考えたことがあるであろう妄想を具現化してしまったのが映画『ブライトバーン』です。
序盤は微笑ましいシーンもあるのですが、中盤からはブランドン無双の連続!そして誰もブランドンを止めることが出来ないという絶望…
これは最高に面白い展開ですよ!
今までありそうでなかった設定と展開には心躍るものがあります。
何よりブランドンが純粋無垢なんですよね!好きな女の子と仲良くなりたい、両親と仲直りしたい、そんな誰もが一度は経験したことがある思春期ならではの悩みをブランドンも経験します。
ここまでは普通なんですが、ブランドンは解決方法がパワフルなんですよね!好きな女の子の家に忍び込む、女の子の母親をぶっ殺すなど…
挙げ句の果てには叔父や両親すら抹殺してしまいますからね!
まさに思春期の悩みを超人パワーで解決してしまう映画、と言えるでしょう。
そんな映画『ブライトバーン』ですが、ただ一方的に暴力を描いているだけではありません。
思春期の子供を抱えた家族愛についても描いているのです。
そしてウルっと感動させておいて、一気に絶望の淵へ追いやるのが本作の凄いところ!
一切の情け容赦がないですからね・・・殺された人々があまりにも可哀想です。
そして続編がメッチャ気になるラスト♪
まだ続編の予定はないそうですが、是非とも制作していただきたい!
もっともっとブランドンの破壊行動を見てみたい!
何ならスーパーマンと対決させてほしい!
まとめ
出典:IMDb
今までありそうでなかった映画です。
超人パワーを持った子供が敵にまわるといかに絶望なのかを味わえます。
中盤からラストにかけての展開が非常にテンポ良く、あっという間にエンディングになるくらい面白いです♪
是非とも続編を制作してほしいですね!メッチャ気になるラストで終わりましたので・・・
もし続編があるとしたらブランドン率いる悪の組織「ブライトバーン」が世界中を破壊し尽くす・・・こんな感じになりそうですね♪
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最後まで読んでくれてありがとうございました。