こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『死霊館 エンフィールド事件』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
史上最長期間のポルターガイスト現象として知られる「エンフィールド事件」、果たして実際は何が起こっていたのか・・・
死霊館シリーズ屈指の怖さを体験できる映画です。
①芸術学部映画学科卒（卒論学年2位）
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手（特に和風ホラー、リングとか無理！）
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『死霊館 エンフィールド事件』が好きになると思いますよ♪
映画『死霊館 エンフィールド事件』のあらすじ
1977年、イギリス・ロンドン近郊の街エンフィールドで実際に起こり、史上最長期間続いたポルターガイスト現象として知られる「エンフィールド事件」を題材に描いた映画。
・実在の事件がモデル
・迫りくる悪魔と手下たち
・シリーズ因縁の悪魔ヴァラクと対決
・家族の絆も描く感動作
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【ネタバレあり】映画『死霊館 エンフィールド事件』のネタバレ一覧
映画『死霊館 エンフィールド事件』は、悪霊の仕業かと思っていたら、実は裏で悪魔が手を引いていた、という内容です。
そのため複数の霊と悪魔が登場します。
登場した霊と悪魔、そして目的についてネタバレありでまとめました。
ネタバレ①：エンフィールド事件とは？
映画『死霊館 エンフィールド事件』は、1977年にイギリスのエンフィールドという街で実際に起こったポルターガイスト事件を元に制作されております。
壁や床を叩く音がする、家具が動く、物が他の物を通り抜ける、得体の知れない声が聞こえる、人間が宙に持ち上げられる、など不思議な現象が発生したそうです。
1977年8月から1979年9月までの2年と2ヶ月も現象が続き、史上最長のポルターガイスト事件として見なされています。
ネタバレ②：幽霊ビル・ウィルキンス
出典：一家の次女であるジャネットに取り憑く幽霊ビル・ウィルキンス。
映画中盤までは、この幽霊が事件の黒幕として見なされていました。
しかし実はビルは悪い幽霊ではなく、ただ家族に会いたいだけの良い幽霊なんですよね。
それは本当の黒幕である悪魔ヴァラクに操られていたからです。
悪魔ヴァラクは強大な力を持っており、ビルやへそ曲がり男を傘下に加え、ジャネットの魂を奪うため一家に攻撃を仕掛けてきます。
ビルは必死にジャネットに呼び掛けようとしますが、悪魔ヴァラクの支配下に置かれているため思うように意思を伝えることが出来ません。
そのため暗号で伝えることにしたんですね。
それがビルの音声が録音された2つのテープです。
1つのテープでは音声が途切れて何を言っているのかわからないのですが、2つのテープを同時にさせると真相がわかります。
「助けて、アレが俺を放してくれない」
もちろんアレとは悪魔ヴァラクのことです。
元々は良い幽霊なのに悪魔に操られることで悪霊になってしまうとは・・・
ネタバレ③：へそ曲がり男
出典：一家の末っ子ビリーを怖がらせる長身の幽霊。
幽霊ビル同様に悪魔ヴァラクに操られており、人間の魂を奪うため一家に恐怖を与える存在です。
映画終盤でもエドに襲いかかり存在感をアピールしました♪
怖いんだか面白いんだか良くわからない幽霊ですね。
ちなみにへそ曲がり男の単独映画も制作されているようです。
その時に正体がわかるかもしれないですね。
ネタバレ④：黒幕！悪魔ヴァラク
出典：ウォーレン夫妻の元に度々現れては、夫エドが死ぬ幻影を見せたりロレインに襲いかかってきたりするシスター風貌の悪魔。
その正体は映画『死霊館のシスター』で描かれている悪魔ヴァラクです。
悪魔ヴァラクがエンフィールド事件の黒幕であり、幽霊ビルやへそ曲がり男を操っていました。
・30の軍団を率いる序列62番の地獄の大総裁
・召喚者の前に、頭を2つ持ったドラゴンにまたがった天使の翼をもつ姿で現れる
・爬虫類を統率することが出来、蛇の現れる場所を教え、召喚者に害を与えずに財宝をもたらす
ネタバレ⑤：悪魔ヴァラクの目的
出典：悪魔ヴァラクの目的、それは一家の次女であるジャネットの魂を奪うことです。
ただし、いきなり人間の魂を奪うことは出来ないため悪魔は手順を踏んできます。
①出没
→出没して人に恐怖や絶望を味合わせて心を弱らせる
②攻撃
→ポルターガイスト現象で物や人を動かし攻撃する
③憑依
→実際に人に憑依し、人を殺すことで魂を奪う
ジャネットは悩みを抱えていました。
父親は家を出て行ってしまうし、学校も上手くいかない、母親からは責められるし、家にはお金もない。
つまり人生を楽しめておらず、心が弱っていってしまったんですね。
そこに目をつけたのが悪魔ヴァラク。
一家の住んでいる家には、元々幽霊ビルが漂っていました。
それを悪魔ヴァラクは利用し、幽霊ビルやへそ曲がり男を操り、ジャネットや一家を驚かせたり攻撃したりして魂を奪おうとしていたのです。
悪魔ヴァラクが裏に潜んでいたことにより、ウォーレン夫婦は霊視が出来ず、なかなか事件の真相に迫ることが出来なかったんですね。
ネタバレ⑥：なぜ悪魔ヴァラクを祓うことが出来たのか？
出典：映画『死霊館 エンフィールド事件』のラストはウォーレン夫婦vs悪魔ヴァラクの戦いです。
強大な力を持つ悪魔ヴァラクに対し、ウォーレン夫婦がいかに立ち向かうのか・・・
と思いきや、ロレインが悪魔ヴァラクに向かって、「私はお前の名前を知っている。蛇の首領ヴァラクだ。悪魔よ地獄へ戻れ！」と叫び悪魔ヴァラクを倒してしまいます。
ちょっと呆気ないですよね・・・と思いきや、ちゃんと理由があるんです！
昔から「悪魔の名前を知っていると悪魔を召喚できる」という言い伝えがあります。
逆を言えば、「悪魔の名前を知っていると悪魔を支配できる」ということです。
ロレインは、予知夢で悪魔ヴァラクに会っており、その時に名前を知りました。
悪魔の名前を知る＝支配できる、ということになりますので「地獄へ戻れ！」と叫べば悪魔は地獄へ戻るしかないのです。
ネタバレ⑦：関連作品との繋がり
時系列で見ると、『死霊館 エンフィールド事件』は最後から2つ目の作品となります。
①：『死霊館のシスター』（2018年公開）
②：『アナベル 死霊人形の誕生』（2017年公開）
③：『アナベル 死霊館の人形』（2015年公開）
④：『アナベル 死霊博物館』（2019年公開）
⑤：『死霊館』（2013年公開）
⑥：『ラ・ヨローナ 泣く女』（2019年公開）
⑦：『死霊館 エンフィールド事件』（2016年公開）
8：『死霊館 悪魔のせいなら、無罪』（2021年公開）
時系列としては最後のほうの作品となりますが、死霊館シリーズはまだまだ続きます。
映画『死霊館 エンフィールド事件』の感想
死霊館シリーズの名に相応しいホラー映画です。
極限的な恐怖を味わうことが出来ます。
何が怖いって、家の中で度々発生するポルターガイスト現象と次女ジャネットの奇行！
もちろんジャネットは幽霊ビルに取り憑かれているのですが、普段の可愛らしい姿から豹変する姿は恐怖そのもの！
朝も夜も幽霊ビルの恐怖に耐えていなければならないですし、気がつくと天井に貼りついたりと踏んだり蹴ったりな状態。
出典：1人だけ幽霊に取り憑かれ、毎日恐怖に怯える日々を過ごしているジャネットが本当に可哀想・・・
起：イギリスのエンフィールドにある家でポルターガイスト現象が発生
承：一家の次女ジャネットに幽霊ビルが取り憑く
転：悪化するポルターガイスト現象！黒幕は悪魔ヴァラク！
結：悪魔ヴァラクを祓い、一家は平和を取り戻す
つまり悪魔ヴァラクが全ての元凶なんですよね！
アナベル人形含め、悪さをするのはだいたい悪魔なんです。
個人的にはヴァラクだと思うんですよね。
地獄の大総裁なのでおそらく大悪魔の部類なのでしょう。
有名なルシファーやアスタロト、ベルゼブブに近い存在の悪魔なんだと思います。
アナベルも強大な悪魔なんでしょうが、ヴァラクに軍配が上がるとにらんでいます。
悪魔ヴァラク率いる幽霊ビルとへそ曲がり男が一家を驚かせるために起こすポルターガイスト現象はメッチャ怖い！
一家は良くあんな家に住んでいたな・・・と思うくらいです。
子供たちはあんなに可愛らしいのに可哀想。
出典：そんな一家を救うウォーレン夫婦は本当に神様のような存在ですよね！
悪魔ヴァラクの猛攻に耐えながらも一家を救うために立ち向かう、そんなウォーレン夫婦の姿勢には感動して涙が流れてしまうほど。
間違いなく今作のMVPはウォーレン夫婦でしょう！
映画ラストでウォーレン夫婦の夫エドがジャネットに十字架を引き継ぐシーンは大号泣してしまいました。
恐怖と感動を同時に味わえる映画『死霊館 エンフィールド事件』は最高の映画ですよね♪
まとめ
死霊館シリーズ第3作目にして極限の恐怖を味わえる映画『死霊館 エンフィールド事件』、ウォーレン夫婦の活躍と悪魔ヴァラクの恐怖を同時に楽しめる映画です。
かなり怖いですが、死霊館シリーズを知るうえでは外せない映画ですよね。
また怖いだけではなく、家族の絆もしっかりと描き感動する映画としても仕上がっています。
そんな映画『死霊館 エンフィールド事件』ですが、無料視聴出来るサービスがあります。
詳細は下のブログにまとめていますので、「興味はあるけどお金はかけたくないなぁ」って人はブログを見てもらうとすぐに無料で映画『死霊館 エンフィールド事件』を楽しむことが出来ますよ。
このブログ以外にも『死霊館シリーズ』の見所をまとめた記事もありますので、興味がある人はぜひ覗いていってみてください♪
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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