世界から猫が消えたなら
103分
2016年
こんにちは!
映画と猫、そしてカラオケが大好きなニャンコです。
本日は、前からずっと気になっていた映画を紹介します。
それは・・・
「世界から猫が消えたなら」です。
いっとき話題になっていたので、さすがに一度は観たほうがいいな〜、と思っていたら
公開から4年も経ってしまった・・・。
感想を先に言ってしまうと、メチャクチャ感動しました!
もう涙腺崩壊ですよ!!
ここ1年で一番泣いたかもしれない・・・
では気を取りなおして、映画の簡単あらすじ&ポイントを説明します。
忙しい人向け!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①主人公は脳腫瘍で余命わずかと宣告される。
②自分そっくりの悪魔が現れ、大切なモノを世界から消すかわりに寿命を1日伸ばす取引を持ちかけてくる。
③少しずつ大切なモノが世界から失われ、同時に大切な人との思い出も消えていく。
④はたしてネコも世界から消えてしまうのか?悪魔の正体とは?
ここだけ知っていれば大丈夫!
・世界から消えてしまったモノは、そのモノに関わった思い出も同時に消える。
・消えてしまったモノの思い出は、主人公にしか残らない。
大切な人からも忘れられちゃうなんて・・・
ちなみに詳細あらすじは、次のとおり!
あらすじ
”映画プロデューサー・川村元気による同名ベストセラー小説を、佐藤健&宮崎あおい共演で実写映画化したヒューマンドラマ。
脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年の前に、青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。
悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。
電話や映画、時計など大切にしてきたものが次々と失われていく中、青年は元恋人と再会を果たし、かつての思いや別れの時を思い出していく。
親友や疎遠になった父の思いに触れ、亡き母が残した手紙を手にした青年は、人生最後の日、ある決断を下す。
「いま、会いにゆきます」などの岡田惠和が脚本を手がけ、「ジャッジ!」の永井聡監督がメガホンをとった。
人気音楽プロデューサーの小林武史が音楽を担当。”
引用:映画com
感想
ストーリー
最初は、モノが消える→モノに関係する思い出も消える、というルールで映画が進んでいきます。
そのため、どんどん主人公が孤独になり、最後は孤独死する映画なのかな?と思っていました。
もちろん大きな間違いでした。
映画の本質的な内容として、
死が間近に迫ったとき、人は何を想うのか?
生きていくとはどういうことか?
という人生そのものについての問いかけ、そして答えの1つが表現されている映画でした。
自分自身が死んだとき、その後の世界がどんなふうになるかなんて誰にもわかりません。
(もしかしたら死後の世界があってわかるのかもしれませんが・・・)
最愛の人が悲しんでくれるのかもしれないし、誰にも気づいてもらえないのかもしれない・・・。
だからこそ、毎日を大切にして生きていく。
伝えたいことは、きちんと言葉や文章にして伝える。
その大切さに気づくことができる映画です。
映画で一番最初に世界から消えるのは電話なんですが、
電話がなくなったあとに起きる世界の変化が本当に面白いんです。
詳細はぜひ自分自身の目で確かめてほしいんですが、ニャンコは別の映画を思い出しました。
思い出した映画は、「バタフライ・エフェクト」です。
バタフライエフェクトの意味を簡単に説明すると、
「世界の反対側で蝶が羽ばたくと、蝶が羽ばたいた世界の反対側では嵐が起きる」
という意味です。
つまり、蝶々が羽ばたいたぐらいの小さな出来事が、嵐のような大きな変化につながるってことですね。
映画「バタフライ・エフェクト」はタイムトラベル系のストーリーなんですが、
タイムトラベル先で少し変化を与えてしまうと、未来が大きく変わってしまうんです。
その変化が実に良く表現されていて、いま観ても楽しめる映画になっております。
そして、「世界から猫が消えたなら」もまさにバタフライエフェクトが起きていまして、
例えば電話がなくなったことにより、最愛の恋人との出会いのきっかけがなくなってしまうんです。
そして、主人公は恋人から他人扱いされてしまうという・・・。
切ないですよね・・・。
でも何かを消さないと自分自身が死んでしまうため、葛藤する主人公。
実際にニャンコが主人公の立場だったらどうするか、とても考えさせられました。
好きなセリフ
「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。
それだけで人生は捨てたもんじゃない。」
映画「海の上のピアニスト」のセリフですね。
人生つらいこともあるけど、確かにいい物語を共有できる相手がいる、
それだけで幸せなんだとはニャンコも痛感しております。
名言中の名言ですね!
感動シーン
浜辺で主人公が母親に想いを伝えるシーン
もう涙腺崩壊・・・
メッチャ気持ちがわかる!
このシーンで泣かない人はいない!と断言できるぐらい感動する!
まとめ
メッチャ泣きました・・・。
もっと早くに観ておくべき映画でした。
主人公を演じている、佐々木健がメッチャ良い演技するんですよ。
あんなに格好良いのに、すごく情けない演技をするんです。
それがまたリアルで、ものすごく感情移入してしまいました。
過去の回想とかが入り、少し頭がこんがらがったりもしますが、
まずは1回映画を観てみてください。
後悔はしないと思いますよ!
ここまで読んでくれてありがとうございました。