こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
先日映画館で観た”TENET”もそうですが、映像に頭が追いつかない映画っていいですよね。
なんというか映像に酔っている、映像に犯されている、という感じでしょうか?
本日は映像に頭が追いつかない映画を紹介します。
タイトルは、
パプリカ
頭の中がメチャクチャに混乱する映画です。
まあそれが楽しいんですが!
まずはパプリカについて説明しますね。
「パプリカ」の評価・概要
【上映時間】:90分
【監督】:今敏
IMDb 7.7/10.0
今敏監督は2010年8月に46歳という若さで亡くなってしまいました。
生きていたら、もっと色々な映画を観ることが出来たのに残念です・・・
原作は「時をかける少女」の筒井康隆によるSF小説です。
映画のキャッチコピー”夢が犯されていく”のとおり、夢が犯され現実世界との境目がメチャクチャになるストーリーです。
難しいことは考えず、ひたすら映像美に酔いたい、そんな人にオススメ出来る映画ですよ。
忙しい人向け!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①夢を共有する装置『DCミニ』が盗まれる事件が発生。
研究所の職員である千葉は、夢の中でのみ現れる人格パプリカを使いながら犯人を探す。
②千葉は同僚であり『DCミニ』の開発者の時田、現役警察官の粉川と共に『DCミニ』を盗んだ犯人である氷室を追い詰める。
③しかし氷室も真犯人に利用されているに過ぎなかった。
『DCミニ』の悪用により、現実世界に夢が侵略してきてしまう。
④はたして千葉(パプリカ)は世界を夢から救うことが出来るのか?
ここだけポイント
・『DCミニ』を悪用すると、自分の夢に他人に夢が侵略してくる。
・夢と現実世界が混ざった映像はカオス!
・米津玄師の「パプリカ」ではない!
・パプリカが普通に可愛い!
詳細あらすじ
「時をかける少女」の筒井康隆による同名SF小説を「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」のアニメーション監督今敏が映画化。表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト千葉敦子は他人の夢をスキャンすることが出来るというセラピー機器“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていた。だがある日、その“DCミニ”が何者かによって盗まれてしまう……。
引用:映画com
キャスト
千葉 敦子(ちば あつこ)
精神医療総合研究所の職員。
夢を共有する装置『DCミニ』を使用し、夢の中でのみ現れる人格パプリカを使ってサイコセラピーを行う側面を持つ。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
パプリカ
千葉敦子のもう一つの人格。
千葉がサイコセラピーをする際は、パプリカの人格となって相手の深層心理を見て悩みを解決する。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
時田 浩作(ときた こうさく)
精神医療総合研究所の職員であり天才科学者。
『DCミニ』の開発者でもある。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
島 虎太郎(しま とらたろう)
精神医療総合研究所の所長であり、『DCミニ』の開発責任者。
『DCミニ』の悪用により発狂し研究所から飛び降りて大怪我を負う。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
粉川 利美(こながわ としみ)
島と同級生の現役警察官。
学生時代のトラウマを解消するためにパプリカのサイコセラピーを受けている。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
氷室 啓(ひむろ てつ)
精神医療総合研究所の職員で、時田と共に『DCミニ』の開発を行っていた。
しかし天才である時田の才能に嫉妬し、『DCミニ』を持ち出してしまう。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
小山内 守雄(こやまうち もりお)
精神医療総合研究所の職員で、千葉に恋心を抱いている。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
乾 精次郎(いぬい せいじろう)
精神医療総合研究所の理事長であり、『DCミニ』が奪われた事件の黒幕。
下半身付随となっており、自由な身体を渇望し『DCミニ』を使って夢と現実世界が混ざり合う世界を作り出そうとしている。
©️2006 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
感想
ストーリー
先日公開された”TENET”同様、上映時間90分間ひたすら頭の中が混乱する映画です。
そりゃ夢の中を映像化しているんだから混乱しますよね。
ストーリーは、夢を共有する装置『DCミニ』を中心に進んでいきます。
(C)2006 MADHOUSE / Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
冷静に考えると非常にヤバイ装置『DCミニ』が研究所から盗まれ、千葉や時田は犯人候補である氷室を探します。
しかし氷室自身も『DCミニ』を黒幕である乾に奪われ、『DCミニ』により夢を犯され昏睡状態になってしまうのです。
乾は下半身付随で車椅子生活を余儀なくされ、不自由な生活を送っていました。
そこで目につけたのが『DCミニ』による夢と現実世界を混ぜること!
夢の世界であれば、乾自身も不自由のない元気な身体を取り戻すことが出来ると考えたのです。
夢と現実世界が混ざり合った映像はまさにカオス!
この衝撃は映画を観た人しか体験出来ないので、観ていない人は是非ご覧ください。
夢が犯されるとは?
『DCミニ』による夢の侵略、ってことです。
普段は夢って自分だけしか見てないですよね?
他人がどんな夢を見ているかはさっぱりわかりませんし、関係がありません。
しかし『DCミニ』を使用されると、自分の夢に他人の夢が侵略してくるんです!
まあ普通の人なら、他人の夢が侵略してきたら発狂しますよね?
だからこそ映画の人物は発狂していたわけです。
まとめ
夢がキーワードになっている映画なので、とにかく映像美が素晴らしい!
2006年によくこれだけの映像美を映画化出来たなと心の底から思います。
今は”TENET”が話題になっていますが、負けないくらいパプリカも名作です。
是非観ていない人は、もったいないですので一度はご覧ください。
人生観変わりますよ〜♪
最後まで読んでくれてありがとうございました。