ジョーカー
2019年
122分
こんにちは!
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
皆さん、DC映画って良く観ますか?
※DC映画とは・・・
よく聞くDCとマーベル、これはそれぞれアメコミ出版社の名前です。
DCの代表キャラクターとしては、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマン、シャザムなどがおります。
対するマーベルの代表キャラクターとしては、キャプテンアメリカ、アイアンマン、ハルク、マイティソーなどがおり、映画代表作として「アベンジャーズ」がありますね。
最近はDCやマーベルのキャラクターを映画化した、いわゆるDC映画やマーベル映画がたくさん上映されております。
ニャンコはこの前観た、「スーサイド・スクワッド」の影響でDC映画に興味を持ち始めました。

本日はDC映画の中でも、とても評価が高いと評判の映画をご紹介します。
タイトルは・・・
「ジョーカー」
一人の男がジョーカーになるまでを描いた映画なのですが、ラストシーンに衝撃を受けました。
まさかあんなラストシーンがあるとは・・・
今回のブログは後半ネタバレありで書いていきますので、未鑑賞の方はご注意ください。
では映画の簡単あらすじ&ここだけポイントを説明します。
忙しい人向け!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①アーサー(後のジョーカー?)はゴッサムシティで母の介護をしながら生活をする貧しい青年。
ピエロ(道化師)の仕事をしているが、ある出来事がきっかけで仕事をクビになってしまう。
②ある日アーサーは地下鉄で3人の男性を銃で殺してしまう。彼らは市長候補で富裕層トーマス・ウェイン(後のバットマン、ブルース・ウェインの父親)の関係者だった。
アーサーを含め貧困層は、富裕層が死んだことに歓喜する。
③自分の出生の秘密を知り、徐々に狂いだすアーサー。
ある日、ついにアーサーはジョーカー?となり殺人を犯してしまう。
④悪のカリスマとして覚醒したアーサーことジョーカー?。
しかし場面は精神病院に代わり…
ここだけポイント
・アーサーはピエロ(道化師)の仕事で生計を立てる貧しい青年。
ある事件をきっかけにジョーカー?へと覚醒する。
・後のバットマンとなる幼少期ブルース・ウェインも登場。
・派手なアクションシーンはなく、1人の青年がなぜジョーカー?になったのかを素晴らしい世界観で表現している映画。
ちなみに映画詳細はこちら!
映画詳細
あらすじ
”「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演&トッド・フィリップス監督で映画化。
道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのか。
原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで描く。
第79回ベネチア国際映画祭で、DCコミックスの映画作品としては史上初めて最高賞の金獅子賞を受賞して大きな注目を集め、第92回アカデミー賞でも作品賞ほか11部門でノミネートされ、主演男優賞と作曲賞を受賞した。
「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。
しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。
これまでジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトが演じてきたジョーカーを、「ザ・マスター」のホアキン・フェニックスが新たに演じ、名優ロバート・デ・ニーロが共演。
「ハングオーバー!」シリーズなどコメディ作品で手腕を発揮してきたトッド・フィリップスがメガホンをとった。”
引用:映画com
キャスト
・アーサー(後のジョーカー?):ホアキン・フェニックス
©2019 Warner Bros. All Rights Reserved.
・マレー:ロバート・デ・ニーロ
©2019 Warner Bros. All Rights Reserved.
・ソフィー:ザジー・ビーツ
©2019 Warner Bros. All Rights Reserved.
・ベニー:フランセス・コンロイ
©2019 Warner Bros. All Rights Reserved.
感想
ストーリー
観終わったあと、しばらく放心してしまいました・・・
それぐらい強烈な映画でしたね。
いつものバットマンのように派手なアクションシーンとか、格好良い武器とかは一切ないんです。
ただ1人の男、アーサーがどうしてジョーカー?になってしまったのか、それは緻密に映像として映し出している映画でした。
途中で飽きてしまうんじゃないの?と思う人もいるかと思うんですが、先が気になるストーリーというのもあるんですが、アーサーが不憫すぎて見守ってしまいたくなるんです。
だから途中で飽きる、ということは一切ありませんでしたね。
誰もが心に抱えているであろう、人間の闇を描いた素晴らしい映画だと思います。
ストーリーの解釈がかなり難しいので、映画を観終わったあとは考察ブログなどを覗いたほうが良いかもしれませんね。
ニャンコのブログでもこの後、ネタバレを書いていきます。
好きなシーン
ジョーカー?に覚醒したアーサーが踊る階段シーン
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
自分を抑えていた何かから解放され、躍り狂うアーサーに狂気を感じます。
ラストの解釈
以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ジョーカー』ネタバレ・結末の記載がございます。『ジョーカー』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
ラストシーンですが、アーサー(ジョーカー?)は病院でカウンセリングを受けています。
普通に考えるのであれば、「ジョーカーとして覚醒したアーサーは、警察に捕まり病院に収容された」、と考えるのが普通だと思います。
ニャンコも最初はそう思いました。
しかしアーサーの次のセリフは衝撃的でした・・・
そのセリフとは・・・
「ジョークを思いついて」
つまり2時間近くにおよぶ映画「ジョーカー」は、全てアーサーの妄想、ジョークということです。
ニャンコは先ほどからアーサーのことを「ジョーカー?」と「?」を付けていたのですが、理由は単純です。
「アーサーがジョーカーとは限らないから」
もしかしたらアーサーがジョーカーなのかもしれませんが、アーサーはジョーカーになる人物に影響を与えただけなのかもしれませんし、ジョーカーとは全く関係ないのかもしれません。
監督やスタッフのコメントも覗いてみたのですが、誰1人として真相は語っておりませんでした。
つまり真相は闇の中、誰も正解を知りません・・・
全てがアーサーの妄想なのであれば、
アーサーの出生の秘密、ソフィーへの恋心、母親の介護、ピエロの仕事、犯した罪、バットマン誕生となる事件、ジョーカーの誕生などなど
これらが全てが妄想という一言で片付けられます。
つまり全てがジョーク・・・
こんな素晴らしいラストシーンの映画って今までありましたっけ?
まとめ
ラストシーンも衝撃的なのですが、ストーリーも1人の男が狂気を解き放ち、ジョーカー?になっていく様子を綿密に描いている素晴らしい映画です。
派手なアクションシーンを期待していると肩透かしをくらってしまうかもしれませんが、一度は観たほうが良い映画だと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。