こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『トップガン マーヴェリック』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
①芸術学部映画学科卒(卒論学年2位)
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
映画『トップガン マーヴェリック』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『トップガン マーヴェリック』が好きになると思いますよ♪
- 映画『トップガン マーヴェリック』のあらすじ
- 【ネタバレあり】映画『トップガン マーヴェリック』のネタバレ一覧
- ネタバレ①:タイトルの意味
- ネタバレ②:戦闘機は全て本物
- ネタバレ③:最高のオープニングシーン
- ネタバレ④:マーヴェリックのコールサインの意味とは
- ネタバレ⑤:アイスマンとの再会
- ネタバレ⑥:ペニー・ベンジャミンについて
- ネタバレ⑦:新旧トップガン対決
- ネタバレ⑧:「考えるな、行動しろ!」マーヴェリックの強さ
- ネタバレ⑨:ルースターの選択
- ネタバレ⑩:F-14戦闘機vs第5世代戦闘機
- ネタバレ⑪:「マーヴェリックは5機撃墜した」の意味
- ネタバレ⑫:感動のラストシーン
- 映画『トップガン マーヴェリック』の感想
- まとめ
映画『トップガン マーヴェリック』のあらすじ
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。
空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。
その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。
ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。
・実物の戦闘機を使用した大迫力のスカイアクション
・マーヴェリックの戦友グースの息子ルースター登場
・マーヴェリックが究極に格好良い
・ラストシーンは男泣き間違いなし
トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編です。
主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演しており、さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演しています。
トム・クルーズ自らが戦闘機に乗り込み、機内にIMAXカメラを機内に搭載し撮影した究極のスカイアクション映画です。
前作『トップガン』も大迫力の映像でしたが、本作は全てを凌駕した究極の映画に仕上がっています。
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【ネタバレあり】映画『トップガン マーヴェリック』のネタバレ一覧
ネタバレ①:タイトルの意味
本作のタイトルである『トップガン マーヴェリック』には、いったいどういう意味があるのでしょうか。
まず『トップガン』の意味は、”アメリカ海軍戦闘兵器学校”のことです。
アメリカ本土にいるエリート中のエリート1%が集まった、エリート中のエリートパイロットを育成するための専門学校のことを指しています。
そして『マーヴェリック』は、”伝説のパイロットであるピート・ミッチェルのコールサイン”です。
前作『トップガン』をご覧になった人ならわかると思いますが、マーヴェリックは同期のアイスマンを助けるためにロシアの戦闘機ミグを3機撃墜した伝説のパイロットです。
そんな伝説のパイロットであるマーヴェリック がトップガンに戻ってくる・・・これは激アツな展開なわけですよ!
ネタバレ②:戦闘機は全て本物
本作の見所の1つに戦闘機による大迫力のスカイアクションが挙げられます。
あまりに臨場感に溢れていますので、「CG技術がすごい!」と思ってしまいそうですが、実は違います。
本作の戦闘機は、”全て本物”なのです。
というのも、主演のトム・クルーズが舞台裏をこう語っています。
製作も務める主演トム・クルーズは、舞台裏をこう語る。「何十年もの間、人々は続編を望んでいた。そして僕が最初からスタジオに言っていたのは、『もし僕がこの映画で人々を楽しませるなら、全てを実際に撮影する。僕はあの F/A-18に乗る。(中略)何年も前からCGIで撮れないのか、と言われ続けてきたが、僕はいつも『ダメだ、それは体験じゃない』と答えてきた」
出典:映画com
つまりトム・クルーズは観客に”究極の映画体験をもたらそう”としてくれているわけですね。
そしてトム・クルーズだけではなく、他の出演者たちも実際に戦闘機に乗り込み、マッハで飛行する戦闘機内で演技をしているというから驚きです。
特にこだわったのが”G=重力加速度”です。
というのも、マッハで飛行する戦闘機には、8GほどのGが人体にかかっています。
実際に8GものGが人体にかかると、内臓は押しつぶされ、血液は脚に向かって流れ、顔面は歪んでしまうそうです。
しかしこれらをCGで表現してしまっては、本物の映画体験を観客にもたらすことは出来ません。
つまり”Gが人体に及ぼす影響を実際に観客に観てもらおう”と考えたわけですね。
全ては本物の映画体験のため・・・トム・クルーズを含めた本作の制作陣には感謝しかありません。
ネタバレ③:最高のオープニングシーン
出典:映画com
『トップガン』といえば真っ先に頭に浮かぶのは、主題歌「デンジャー・ゾーン」ではないでしょうか。
あのテンションを爆上げする独特のリズムと歌詞は、記憶の中に深く刻まれている人も多いかと思います。
そんな「デンジャー・ゾーン」を本作のオープニングシーンでも流しています。
また映像も前作『トップガン』とほぼ同じ映像を映し出しています。
これには、実は深い理由があったのです。
トム・クルーズは、このように語っています。
クルーズは、あらゆるシーンで観客との対話を重視したと話したうえで、こんなことを口にしている。「作品には懐かしさは出したいと思っていたし、映画の始まり方は明確に決まっていた。その理由は、冒頭で観客に『安全だから大丈夫。心配はいらない。長らく待たせたから、今こそ見せるよ。さあどうぞ』と伝えたかった」
出典:映画com
たしかにあんなに素晴らしいオープニングシーンが流れれば、「あぁ、トップガンだ!」という気持ちになり安心するとともに期待が膨らみますもんね。
ネタバレ④:マーヴェリックのコールサインの意味とは
まず本作の主人公であるマーヴェリックですが、その名前の由来はコールサインだということをご存知でしょうか?
コールサインとは、”部隊内での愛称”のことを指しており、本名ではないんですよね。
ちなみにマーヴェリックの本名は、ピート・ミッチェルです。
マーヴェリック(Maverick)は英語で”「焼印の押されていない仔牛」を意味しており、転じて「群れから離れた者」、「孤独を好む者」、「一匹狼」”を表しています。
そのためマーヴェリックのコールサインの意味は、”一匹狼”となります。
その他にも本作には、様々なコールサインが登場しますが、その人物を表すぴったりなコールサインということが考えられます。
マーヴェリックの戦友グースもコールサインであり、面白い意味があるので気になる人は『トップガン』のブログを参考にしてください。
ネタバレ⑤:アイスマンとの再会
出典:IMDb
本作の見所の1つにマーヴェリックが旧友アイスマンと再会するシーンがあげられるでしょう。
アイスマンは、”トップガンの首席卒業者でありマーヴェリックの同期”です。
そして現在は海軍大将という地位に属している人物です。
またかつてマーヴェリックがミグ3機を撃墜したことにより命を救われており、2人は固い絆で結ばれています。
そんなアイスマンとの再会シーンは、ファンなら感無量ですよね♪
前作に引き続き、バル・キルマーがアイスマンを演じておりますが、彼は2017年に咽頭癌を患い、発生が困難となっていました。
そのためアイスマンも喉に癌を患っている設定になっており、マーヴェリックとのコミュニケーションはテキストで行われています。
アイスマンがセリフを言うシーンもありますが、これはバル・キルマー本人の声ではなく、人工知能がバル・キルマーの音声モデルを元に生成した音声となっています。
ネタバレ⑥:ペニー・ベンジャミンについて
出典:映画com
本作のヒロインであるペニーベンジャミン。
海軍基地近くのバーを経営するシングルマザーですが、マーヴェリックとは昔からの知り合いな雰囲気を醸し出しています。
前作『トップガン』でグースの妻キャロルがマーヴェリックに向かって、「あなた、ペニー・ベンジャミンにすごかったですって?」と聞くシーンがあります。
つまりペニーベンジャミンは、”前作『トップガン』では名前だけの登場だった”ということです。
そんな女性を本作のメインヒロインとして登場させるとは・・・ファンなら発狂して喜ぶほどの演出ですよね。
ネタバレ⑦:新旧トップガン対決
本作の見所の1つが新旧トップガン対決でしょう。
旧トップガンであるマーヴェリックが、新トップガンであるルースター、ハングマン、フェニックス、ボブたちの教官としてトップガンに戻ってきます。
特にルースターは、マーヴェリックのかつての戦友グースの息子というポジションです。
マーヴェリックも個性的なパイロットですが、新トップガンであるルースターたちも個性溢れるメンバーです。
そんな新トップガンのメンバーたちを実力で黙らせ、そして従わせていくマーヴェリックの姿には頼もしさを感じることでしょう。
ネタバレ⑧:「考えるな、行動しろ!」マーヴェリックの強さ
本作のミッションは、ウラン濃縮基地の破壊です。
対象国は明確にされておりませんが、おそらく前作同様にロシアがモデルになっているものと思われます。
しかしそのためには、過酷な条件下でミッションを遂行しなければなりません。
トップガンの卒業生たちですら、何度訓練を重ねても失敗してしまう・・・そんな過酷なミッションなわけです。
そのため軍上層部は、もっと難易度が低いミッションに変更をしてしまいます。
しかし”難易度が低いミッション=誰かが確実に死ぬ”ということも表しているのです。
そんな中、マーヴェリックは自らが戦闘機に乗り込み、過酷なミッションの訓練を成功させ、「ミッションは不可能ではない」ということを証明させてみせます。
まさに有言実行!
このマーヴェリックの行動により、軍上層部の考えも変わり、引き続きミッションが継続されることになるのです。
”不可能を実力でねじ伏せる”、まさにマーヴェリックならではの方法に心が痺れます。
ネタバレ⑨:ルースターの選択
ルースターは出撃前、マーヴェリックに想いを伝えようとしていました。
しかしマーヴェリックから「帰還してから伝えろ」と言われたため、想いを伝えることは出来ませんでした。
ルースターが伝えたかった想い、それは”マーヴェリックへの謝罪と感謝”です
というのもるルースターは、父グースが事故で亡くなったのはマーヴェリックの責任だと思っており、マーヴェリックを恨んでいます。
おそらくルースターも心の中では「マーヴェリックの責任ではない」と理解しつつも、なかなか納得出来なかったのだと思われます。
しかしマーヴェリックは、ルースターの実力を見込み、ミッションの参加メンバーに加えてくれました。
そんなマーヴェリックに対して、ルースターは自身の想いを伝えたかったのだと思います。
そして運命のミッションが開始しますが、ルースターは敵の追撃ミサイルの標的となり撃墜されかけます。
その危機を救ったのは、他ならぬマーヴェリックでした。
マーヴェリックは、自らを犠牲にしてルースターを守りました。
きっと事故で亡くなってしまった戦友グースのためを思って、マーヴェリックはルースターを助けたのでしょう。
しかし敵陣に1人残されたマーヴェリックを救ったのは、他ならぬルースターでした。
せっかく助けたのに戦場に戻ってきたルースターに激怒するマーヴェリックですが、ルースターがある言葉を口にします。
それが”考えるな、行動しろ”です。
このセリフは、前作『トップガン』でマーヴェリックが度々口にしていたセリフであり、また本作でもトップガンの教官となったマーヴェリックがルースターたち訓練生に向けて発しているメッセージでもあります。
というのも、戦闘機は超音速で移動する乗り物です。
何か決断をするとき、いちいち考えていたら何も出来ずに敵から撃墜されてしまいます。
そのためマーヴェリックは、「考える時間があったら、すぐに行動しろ」と言っているわけですね。
本作の場合ですと、軍の規律だけで考えるのであればルースターは逃げるべきでした。
しかしルースターは、”自分が今するべきこと=マーヴェリックの救出”を選び、即行動に移したのです。
その行動が結果的にマーヴェリックを救うことに繋がり、感動のラストシーンへと繋がっていくことになります。
ネタバレ⑩:F-14戦闘機vs第5世代戦闘機
本作最大の見所は、旧型F-14戦闘機vs最新型第5世代戦闘機のパイロット対決でしょう。
敵基地からマーヴェリックとルースターが脱出するために奪ったF-14ですが、途中で敵側の第5世代戦闘機に見つかり交戦状態となってしまいます。
一方は30年以上前の旧型戦闘機、もう一方は最新型戦闘機…機体の性能差は一目瞭然です。
そうなると勝利の鍵となるのは、戦闘機を操るパイロットの腕前です。
機体の性能差で劣るマーヴェリックは、長年の経験と天性の勘、そして天才的な操縦技術により、無事に第5世代戦闘機2機を撃墜することに成功します。
しかし喜びを噛み締めたマーヴェリックたちが空母へ戻ろうとした時、もう1機の第5世代戦闘機が迫り、マーヴェリックたちは絶体絶命のピンチに陥ります。
マーヴェリックが戦友グースに最後の詫びを入れた時、予備隊に構成されていたハングマンが救出に現れます。
こうしてF-14戦闘機vs第5世代戦闘機の闘いは、マーヴェリックたちの勝利で終わるのです。
ネタバレ⑪:「マーヴェリックは5機撃墜した」の意味
本作ラストで「マーヴェリックは5機撃墜した」というセリフがありましたが、本作では2機しか撃墜しておりません。
残りの3機は、”前作『トップガン』でマーヴェリックが撃墜したミグ3機”のことを表しています。
歴史上、敵戦闘機を3機も撃墜したパイロットは、マーヴェリックただ1人です。
そして本作では、マーヴェリックは更に2機も撃墜しています。
つまり、マーヴェリックは”新旧トップガンを含めて真のNo.1パイロット”ということになるのです。
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ネタバレ⑫:感動のラストシーン
本作のラストシーンは、とにかく男泣きをする名場面となっています。
ミッションをやり遂げた達成感というのもありますが、何と言っても”ルースターが亡父親グースに代わりマーヴェリックを支え、そして命を助けた”というのが涙を誘います。
何よりマーヴェリックがルースター「君は命の恩人だ」と御礼を言ったのに対し、ルースターがすかさず「父の代わりです」と答えたシーンは大号泣ですね。
時を超えてグースが生き返ったかのように感じました。
またもう1つ感動するポイントがあります。
それが”ハングマンとルースターの握手”です。
この2人はライバル関係であり、訓練中も度々衝突を繰り返していました。
まるで前作『トップガン』のマーヴェリックとアイスマンのような関係ですね。
そんなハングマンとルースターが笑顔で握手を交わすシーンは、”前作『トップガン』のラストシーンであるマーヴェリックとアイスマンの握手するシーンを連想”させます。
映画『トップガン マーヴェリック』の感想
最高に心が躍り、手に汗握る究極の映画です。
戦闘機による大迫力のスカイアクションも見所ですが、マーヴェリックとグース、ルースターのとの絆、そして贖罪のストーリーが感動です。
というのもマーヴェリックは、前作』トップガン』で戦友グースを事故で亡くしてしまっているんですよね。
そしてその事故を許せず、ひたすらにマーヴェリックを恨むグースの息子ルースター。
このマーヴェリックとルースターがどのようにして絆を深めていくのか・・・もう本当に激アツなシーンの連続ですよ。
ついつい大迫力のスカイアクションに目が奪われがちですが、本当に注目するべきはマーヴェリックとルースターの絆と贖罪の物語だと思います。
特にラストシーンのルースターのセリフ、「父の代わりです」は涙腺崩壊ものですね。
まとめ
前作ファンならず、本作が『トップガン』初めてという人も楽しめる映画に仕上がっています。
というのも戦闘機によるスカイアクションが半端ないぐらい大迫力なんですよね。
思わず観客側も手に汗握るような緊迫シーンの連続ですからね。
しかしもちろんのこと、前作『トップガン』を知っていたほうが楽しめます。
なんと言っても、グースの息子ルースターが登場しますからね。
マーヴェリックとルースターの物語は、ファンなら目が離せない展開です。
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最後まで読んでくれてありがとうございました。