こんにちは、ニャンコです。
このブログは映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』のこんな疑問に答えていきます。
・見所ポイント
・ネタバレ一覧
・感想と考察
①芸術学部映画学科卒(卒論学年2位)
②映画歴20年以上
③累計2,000本以上観賞している変態
④実はホラー映画苦手(特に和風ホラー、リングとか無理!)
⑤Twitterで毎日おすすめ映画ツイート
映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』の見所を、映画好きの変態猫であるニャンコがネタバレありで感想と考察を書いています。
まさか、ラストがあんな展開になるなんて・・・
きっとブログを読み終わったとき、もっと映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が好きになると思いますよ♪
映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』のあらすじ
親同士の再婚で姉妹になったミアとサーシャ。
まだどこかぎこちない娘たちの距離を縮めようと考えた父親の提案で、2人は週末に行われる船中からサメを鑑賞するツアーにでかける。
当日、現地で偶然友人たちと出会った2人は、マヤ文明の遺跡が眠る海底洞窟を目指すケーブダイビングに誘われ、海に潜ることに。
神秘的な海底遺跡に目を奪われる2人だったが、複雑に入り組んだ遺跡を前に迷子になってしまう。
そして、そこには盲目の巨大人喰いサメがいた。
・”海底洞窟×酸素切れ×人喰いサメ”という3連コンボ
・盲目の人喰いサメがいつ現れるかわからない恐怖
・”助かる→絶望”の無限ループが最高
・ラストの攻防は必見!
海に沈んだ檻の中で人喰いサメの恐怖と対峙する姉妹の姿を描いた海洋パニックスリラー「海底47m」のシリーズ第2弾です。
監督は前作同様のヨハネス・ロバーツ、主人公の姉妹を演じるのは「やさしい本泥棒」のソフィー・ネリッセと、オスカー俳優ジェイミー・フォックスの娘コリーヌ・フォックスです。
そしてシルベスター・スタローンの娘のシスティーン・スタローンも出演しているというから驚き!
前作もかなり怖かったですが、本作は更に怖いです。
狭い海底洞窟を盲目のサメに追われながら逃げるとか・・・無理!
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【ネタバレあり】映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』のネタバレ一覧
ネタバレ①:遺跡の秘密
本作はマヤ文明の遺跡が残る海底洞窟に潜ったら、恐ろしい盲目のホホジロサメがいた・・・という”海底洞窟×酸素切れ×人食いサメ”という3連コンボを描いた映画です。
舞台になるマヤ文明の海底遺跡ですが、次のような疑問が思い浮かびます。
①どうして海底にあるのか?
②遺跡の目的は?
③なぜ盲目のホホジロサメがいるのか?
まず①ですが、理由は映画の中で語られています。
遺跡は侵略者から隠すために埋葬地の上に造られ、都市そのものが墓地の役割も果たしています。
その後、海水面の上昇で海中へと沈み、海底都市となったわけです。
②も同様に映画の中で語られています。
遺跡は埋葬地、つまり墓地の上に建てられています。
理由は侵略者から墓地、つまり先祖を守るためです。
そして1番の謎は③です。
映画の中ではそれっぽい理由が描かれていますが、どれも明確な理由にはならなそうなんですよね。
ネタバレ②:なぜ盲目のホホジロサメがいたのか
本作最大の謎ともいえる盲目のホホジロサメの存在。
映画の中では”何百年も前にアザラシを追って迷い込み、海底洞窟に閉じ込められた”、もしくは”深海で進化して、この洞窟が開いた時に迷い込んだ”、など存在する可能性が説明されていますがちょっと納得いかないんですよね。
その理由は次のとおりです。
①ホホジロサメの寿命は70年
②そうなると本作のサメは子孫になる
③しかしエサも少ない海底洞窟で生き延びることが出来ないのでは?
さすがに何百年も生きるサメはいないはずなので、本作のサメは子孫になるのでしょう。
そうなるとエサはどうしていたんですかね?
遺跡には小さい魚がチラホラといるぐらいでしたので、ホホジロサメの食欲を満たすことは出来ないと思うんですよね。
それもあるかと思いますが、そんな程度で生き延びれますかね?
そして大量の魚が迷い込んでくるような入り口があるのであれば、ホホジロサメはその入り口から海へ抜け出せば良いのでは?
あと気になったのがサメの数です。
というのも本作では2匹のサメが登場します。
でも子供サメが出てこないんですよね・・・子供サメがいることを匂わせる描写もありません。
遺跡の広さがわからないので何とも言えないのですが、あんな巨大な人食いサメが他に何匹も遺跡にいるとは考えづらいんですよ。
そうなると、突拍子もないですがサメがいる理由は次のとおりじゃないんでしょうか?
古代マヤ文明の力で不老不死となったサメが遺跡を守り続けている!
突拍子もないですが、他に理由が思いつかないんですもん!ファンタジー要素が入ってしまいますが、何か他にサメがいる理由ってありますかね?
まあ理由はともあれ、あんな巨大サメがいる洞窟には絶対に行きたくありませんね。
ネタバレ③:なぜ遺跡発見時にホホジロサメを発見できなかったのか
単純に遺跡を発見したばかりで調査が不十分だったから、だと思います。
映画冒頭でグラントが「欧州の科学チームが来るために地図や証明の準備をする」と言っていたので、おそらく遺跡を発見してから1週間も経過していないのでしょう。
もしくはサメ=遺跡の守り神、と考えるならば話は変わってきます。
というのもサメが登場したのはニコールが遺跡を壊してしまった後です。
あまりにもタイミングが良いので、サメ=遺跡の守り神と思ってしまっても不思議ではありませんよね?
いずれにしろ、ニコールは本作最大の戦犯!
ネタバレ④:ラストの攻防
やっとのことで海底遺跡から脱出したミアとサーシャ。
人喰いサメからも酸素切れの恐怖からも逃れ、喜びを噛み締める間もなく、次なる恐怖が2人に襲いかかります。
なんとタイミングが悪いことに、サメの餌場に鉢合わせてしまったのです。
あろうことに、観光船に乗ってあるスタッフは2人に気が付かないまま周囲にサメを誘き寄せる餌を撒き散らしてしまいます。
そうすると来るわ来るわ、今度は盲目ではない正真正銘のホホジロザメが10匹ほど!
当然2人は観光船に助けを求めるわけですが、容赦なく襲いかかるホホジロザメ!
ミアもサーシャも襲われ海底に引きずり込まれたので、「こりゃもう死んだな…」と思いきや、最後まで何度も諦めずに立ち向かう2人の姿には感動すら覚えます。
ミアなんてサーシャを救うために信号弾を持って海中に飛び込みますからね!
しかもミア自身が襲われたときなんて、父親から貰ったサメの歯でホホジロザメの目玉をくり抜きますからね!
このラストの攻防はハラハラドキドキもしつつ、ミアとサーシャの決して諦めない姿勢に感動を覚えました。
ネタバレ④:いじめっ子キャサリンとの決別
無事に生還したミアとサーシャ。
そこに現れたのはいじめっ子のキャサリン。
何か衝突があるのかと思いきや、特に何も起こりませんでした。
強いてあげるとすれば、ミアが目を逸らさずにキャサリンの目を見ていたことでしょうか。
映画冒頭でプールに突き落とされにもかかわらず、目を背けて逃げるように立ち去ったミアとは大きな違いですよね。
これはミアがキャサリンから決別したことを表しています。
ネタバレ⑤:前作ラストとの比較
本作は前作『47m』とは異なり、主人公たちが生還するという希望が持てるラストに仕上がっています。
前作は助かったと見せかけて実は幻想だった・・・という救いようのないラストでしたからね。
https://nyanko-movies.com/47m/
好みは分かれると思いますが、個人的には本作のラストのほうが好きですね。
前作はあまりにも救いがなさ過ぎですので・・・
映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』の感想
”海底洞窟×酸素切れ×人喰いサメ”という3連コンボを楽しめる映画です。
舞台となる海底洞窟が非常に狭く迷路のように入組んでいるため、閉所恐怖症の人とかは耐えがたい恐怖なんじゃないでしょうか?
海底洞窟なので暗い場面も多いですが、その分いつ人喰いサメが出てくるかわからなくて終始ドキドキしっぱなしでした。
気づいたらすぐ後ろにいる!とかザラにあるので、本当に心臓に悪い映画ですね(褒め言葉)
ちなみに本作は中盤からメッチャ面白くなります♪
助かった→絶望→助かった→絶望、の繰り返しが最高に楽しいんですよね♪
助かったと思い、安堵して油断しているとサメがいきなり現れますからね!
また窮地に置かれた人間の醜さも上手く表現されており、特にニコールが我先に助かろうとして人喰いサメ2匹に食い千切られる様は圧巻です。
その点、残り3人の女子高生は最後まで諦めることなく、恐怖に耐えながら立ち向かう姿勢で素晴らしいです。
ニャンコだったら、速攻で諦める自信があります!
だからこそ、アレクサが死んでしまうシーンはショックでしたね…しかも溺死ですよ!
アレクサには生き残ってもらいたかったのに非常に残念な気持ちです。
そして本作最大の見所は海底洞窟を脱出した後です。
誰もが「もう助かった!」と思わせてから、絶望の淵に追いやる展開は最早天才的だと思います。
まさかサメの餌場に遭遇するとかどれだけ運がないんですかね…
しかしこのラストシーンは見所満載ですよね♪何度ホホジロザメに襲われても諦めずに立ち向かう姿…これ程諦めの悪い女子高生っていましたっけ?
思わず観ている側も手に汗握る展開に目が離せなかったです。
その後、助かった2人がどのような人生を歩んでいくのか定かではありませんが、きっとどんな困難も乗り越えられるはず♪
まとめ
ラストまで目が離せない、そんな魅力溢れる映画です。
サメ映画ってアタリはずれがあると思うのですが、本作は間違いなくアタリですね!
サメ映画ならではの、「いつサメが現れるのか?」という恐怖演出を海底洞窟という舞台で更に恐怖が増すように計算されています。
しかもサメが盲目っていうのが怖くて、「近くにいるけど目が見えないから襲ってこない=いつ襲われるかわからない」っていう感じなんですよね。
この恐怖演出が他のサメ映画にはないものだと思います。
ラストの攻防も手に汗握る展開で楽しめる映画です。
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最後まで読んでくれてありがとうございました。
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