こんにちは。
映画とゲーム、そしてカラオケ大好きなニャンコです。
紹介する映画は、戦争映画ながら撮影方法が独特で話題になった映画です。
タイトルは、
1917 命をかけた伝令
前から観たかった映画なんですが、遂にAmazonプライムで無料配信されたんですよね♪
これ幸いと早速観てみました!
では映画の紹介をしていきます。
概要・評価
【上映時間】:119分
【監督】:サム・メンデス
【配信】:Amazonプライム
IMDb 8.3/10.0 Rotten Tomatoes TOMATOMETER 89% オーディエンス 88%
撮影方法が特殊のため緊張感がハンパないです。
かなりのめり込んで映画を観ることになるので、119分はあっという間に過ぎてしまいますよ!
1分でわかる!簡単あらすじ&ここだけポイント
簡単あらすじ
①第1次世界大戦の最中、激しい戦闘を繰り返しているイギリス軍とドイツ軍。
イギリス軍の上等兵であるスコフィールドとブレイクはあるミッションを命じられる。
②ミッションの内容は”ブレイクの兄を含めた最前線の戦場にいる仲間1,600人を救うため、軍司令部の撤退命令を伝えること”。
そのためには戦場を駆け抜けなければならない。
③危険が溢れる戦場を駆け抜ける2人の若いイギリス兵。
そこには予想だにしない問題が待ち構えていた。
④はたして2人は無事に最前線の戦場に撤退命令を伝えることが出来るのか?
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
ここだけポイント
①全編ワンカット風撮影による圧倒的没入感!
②観客も戦場に放り出されたかのような気分になること間違いなし!
③一寸先は闇!戦場ならではの何が起きるかわからない緊張感!
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あらすじ
「007 スペクター」「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」などで知られる名匠サム・メンデスが、第1次世界大戦を舞台に描く戦争ドラマ。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクの2人が、兄を含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、重要な命令を一刻も早く伝達するため、さまざまな危険が待ち受ける敵陣に身を投じて駆け抜けていく姿を、全編ワンカット撮影で描いた。1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続き、消耗戦を繰り返していた。そんな中、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、撤退したドイツ軍を追撃中のマッケンジー大佐の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる。戦場を駆け抜ける2人の英国兵をジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマンという若手俳優が演じ、その周囲をベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派が固めた。撮影は、「007 スペクター」でもメンデス監督とタッグを組んだ名手ロジャー・ディーキンス。第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞を含む10部門でノミネートされ撮影賞、録音賞、視覚効果賞を受賞した。
引用:映画com
キャスト
スコフィールド上等兵:ジョージ・マッケイ
イギリス軍の若き上等兵。
ブレイク上等兵と共に「軍司令部の撤退命令を届ける」という最重要任務を命じられる。
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ブレイク上等兵:ディーン=チャールズ・チャップマン
イギリス軍の若き上等兵。
戦場の最前線にいる兄を救うため、スコフィールドと共に重要かつ危険な任務に取り組む。
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エリンモア将軍:コリン・ファース
イギリス軍の司令官。
スコフィールドとブレイクに重要なミッションを命ずる。
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マッケンジー大佐:ベネディクト・カンバーバッチ
戦場の最前線で指揮をとる大佐。
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感想
ストーリー
衝撃的な映画ですね。
何と言っても特徴はワンカット風の撮影方法!
この撮影方法のおかげで観客はまるで戦場にいるかのように、そして伝令2人と一緒にミッションを受けているかのような緊張感を共有することが出来るんです。
どうやら監督や撮影チームが綿密なリハーサル、シーンの繋ぎを計算し尽くしたおかげでワンシーン風に見えているようですね。
しかも人工照明を使ってしまうとカメラに照明が映り込んでしまう可能性があるため、自然光を使用したとのこと。
そのため曇り空のときにのみ撮影を行っていたそうなんです。
朝の時点で晴天だと撮影は中止になり、その日はリハーサルをしていたという徹底ぶり!
いやー、本当に映画制作の方々には頭が下がりますね。
そのおかげもあって戦場の緊張感が観客にも伝わってくるかのような内容に仕上がっています。
いつどこから敵が出てくるのかわからない、いつ死んでしまうのかもわからない、そんな緊張感を120分近く味わうことになろうとは思ってもみませんでした。
特に映画中盤で立ち寄ることになる戦火に飲み込まれた街の緊張感ったらヤバイですね。
そこら中に敵がいるんですもん!
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これもワンカット風撮影だからこそなせるワザですね。
大迫力の長距離ラン!
この映画最大の見所と言っても過言ではないシーンです。
ある目的のために主人公であるスコフィールドが戦場を駆け上がるんですが、このシーンが本当に大迫力なんです!
大砲による砲撃の雨を潜り抜け、数百メートルダッシュするシーンなんですが観ている側のほうがハラハラドキドキしてしまうこと間違いなしです!
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このシーンだけでも映画を観る価値があると思いますよ!
まとめ
戦争映画ってたくさんある中、今回の映画は少し異色です。
しかし撮影方法があまりにも度肝を抜いているため、かつてないほど緊張感に包まれた映画に仕上がっています。
まるで観客自身が伝令を届けるミッションを任されているかのような気分になるんですよね。
主人公スコフィールドを演じたジョージ・マッケイの演技力にも脱帽ですね。
ワンカット風という特殊な撮影手法の中、主人公を演じきった演技力はすごいと思いますよ!
久しぶりに衝撃的な戦争映画を体験出来ました!
制作チームの人たち、本当にありがとう!
最後まで読んでくれてありがとうございました♪